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魔法使いルーフィと時間旅行記者  作者: 深町珠
悪魔の愛、天使の愛
96/1813

好きって感覚

「よかったね、デート」と、わたしはめぐに言った。

ほんとうは、感想を聞きたかったけど


でも、ルーフィもいるので


それは、めぐの気持ちを考えて(笑)控えた。



だって、めぐはルーフィが好き。

でも、誘われるのは

それなりに楽しい。

と、思う。



それは、自然な感情。

恋愛、とかじゃなくっても

映画見るくらいは、別にいいんじゃないかしら。


でも、ルーフィの前で

それを言うのは、ちょっと妙かな?

なんて。


ライバルをやっつける、意地悪さん

みたい(w)だもん。


当のルーフィも、平然としているから

そんなに、気にすることもないけど。



めぐは、聞かれたことには答えなかったけど


でも、ちょっと恥ずかしそうだった。



「こんど、いつ?」なんて

ルーフィは、ふつうに言うので


ちょっと、めぐはかわいそうだったけど。




「でも、きょうのにゃご、すごかったよね:」と

わたしが言うと、めぐははっ、と

気づいたように

「あれ、やっぱりにゃごだったのかしら。」



そうだと思うけど、って

わたしは、めぐに答えると


ルーフィも「うん、そうじゃないかなぁ」なんて。



どうして、そういう事になるのかは

まだ、めぐには話してなかったので


ただ、不思議な子猫ちゃん、って


感じで見てるんだろうけど。




それで、ルーフィは「にゃごは、この世界でいい事をしたいんだよ」と

和やかな言葉で、そういうと



「そうなんですね.....。」と

めぐは、解ったような、そうでないような

曖昧な微笑みで答えた。



なんとなく、その、半疑問の表情はかわいくて素敵って

わたしは思う。



わたしも、3年前は

あんなだったのかな?



とか思って、過去にタイムトラベル

してきたんだけど。




ちょっとした間違いで

長旅になっちゃった。




実際、好きって感情も微妙なもので

幼い頃に、趣向はできあがるから


わりと、お父さんとか

お兄さん、を異性のパターンって

最初は思い込む女の子は、多かったりする。


それが、快い存在は否か、は

その時の感情に左右される。



つまり、快い時にそばにいると


快い存在になったり、する。

不条理だけれども、おそらくは

赤ちゃんの頃の記憶って、そんなものなのだ。



お母さんが、のんびりと

赤ちゃんを可愛がっていられて。


おとうさんも、お世話ができて。


そういう時の、お父さんの匂いとか

お母さんの雰囲気、を

朧げに覚えてて。

後になって、恋する時に

好き嫌い、のどこかに

それを忍ばせたり。


たまたま、めぐ、は

お父さんが優しかったから


お父さん、みたいなパターンを

優しい、って感じるのかもしれない。






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