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魔法使いルーフィと時間旅行記者  作者: 深町珠
悪魔の愛、天使の愛
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夏の日

「ただいまーぁ、おばあちゃん。」めぐは、快活だ。

夏、爽やかな季節なので

気分も最高。



「ああ、おかえりめぐ、あのね、にゃごのね」と

おばあちゃんは、農機具小屋で

クワスを飲みながら、のんびり。


にゃごを、おふろに入れていいかしら、と

めぐに聞こうと思って。



でも、きょうのめぐは、ちょっとお元気過ぎて


「あー、暑いな、シャワーするね」と、おばあちゃんの

前を通って、お風呂の小屋へ。


ドアが渋いので、思いっきり開いて。

閉じて。



かばんを置いて。



だーれも見てないから。


ひょいひょい、と

夏服を脱いで。


ちょっと、おてんばさん(笑)





お風呂場のガラス扉、片板硝子の

重厚なそれだけれども。



いまでも、ルーフィが

お風呂に入ってきた(笑)事を思い出すと

頬が紅潮するめぐ、だった。


結局見られてはいないものの(笑)そんなものだ。




からから、と

意外と軽快な音を立てて扉は開く。




「にゃご」




さっきのまま、にゃごは

でろーん、と

お風呂場のタイルにノビている(笑)




「そっか、暑いもんね」と、めぐは

にゃごにお水がかからないように。



バスタブ、と言うより

大きな風呂桶なのだけれど、そこで

シャワーする事にした。



それも、ほんとは

しちゃいけないんだけど。



きょうは、仕方ない。


「にゃご、お風呂好きかな。」



そんな事をひとりで言いながら。



めぐは、おーるぬーど(笑)で


お風呂場に入った。





にゃごは、まだノビている(笑)




冷たいお水の栓を捻って、シャワー。


「きゃぁ」めぐ、思ったより冷たいお水にびっくり。



髪から肩から、冷たい刺激が心地よい。



夏の楽しみ、かしら。



そんな事をめぐは思いながら。

右手で、アイヴォリーのシャワーヘッド。

左手で、お水に触れて。


透明な刺激、スパークリング。



シャボンを立てて、海綿でふわふわ。


柔らかくて、ふにゃふにゃ。

ちょっと、気持ちいい。


お水がにゃごにはねたのかしら....



にゃごが、ちょっと濡れてるみたい。



「にゃご、シャワーしよっか?」と、めぐは

しゃぼんをにゃごにつけようとすると



物憂げに、にゃごは

のそのそと、お風呂場の硝子を

ひっかいて。

開こうとした。



「だーめよ、爪立てちゃ」と、めぐは

シャボンだらけのまま、にゃごを抱いて。(笑)



それっ。



瞬く間に、にゃごはシャボンだらけ(笑)




でも、ちゃーんとおミミに掛からないように。



しゃごしゃご、って

洗ってあげると結構、にゃごも

気持ちよさそう。




「.....図書館に来る、にゃんこさんやわんこさんが

居るところがあるといいかも」




そういえば、ペットは入れないので

車の中とか、外の並木にお散歩ひもを

留めてあったり。


ちょっと淋しそうだったっけ。



お風呂、はムリにしても


お庭の裏の、噴水のとこで

水浴びとか、涼しそうでいいかなー。


めぐの、夢はふくらんで


シャボン玉みたい。



シャワーといっしょに、ふーわふわ。



「ちっちゃい頃、おじいちゃんが作ってくれたっけ、

おっきなシャボン玉」



なんとなく、思い出して

おじいちゃんがいなくなっちゃったので

ちょっと、淋しくもなったりもした。



「ずっと、長生きしてくれたら良かったのに。」




ちょっと、おじいちゃんに逢いたくなっちゃったな....





そう思った瞬間、めぐは

体が揺らいだような気がして。




めまいかしら、と

思ったけれど

気持ちははっきり。



「病気じゃなさそう...地震かしら?」




めぐ自身、気付いていないけれど


図書館で、時間を逆転させたのは

強く願ったから。



今は、なんとなく思っただけ。


こんどは、めぐ自身が

おじいちゃんの所へ飛びそうになった、みたい。














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