休息
天使さんは、思う。
...めぐさんの、ルーフィさんへの気持ちは
まだ、そのままですもの。
めぐが、0歳に戻るなら
当然だけど、ルーフィの思い出も
消えてしまうから。
せめて、しばらくの間
思い出を、そのままにしてあげたいと
天使さんは思ったのだった。
「にゃご」
めぐの足下で、子猫がすりすり。
「あ、かわいいー」めぐは、にこにこ。
それは、悪魔くんが転生した子猫だけれども
前世の悪魔だった記憶を、たぶん、忘れている。
転生とはそういうもの。
それでも、その子猫が
いつか転生して、人間になって。
人間から、転生して
天界に行ければ。
天使さんと、一緒になれるかも、しれない。
猫の記憶のどこかに、前世の記憶が残っていれば、の
事だけれど。
めぐ自身は、ただ、猫をかわいがっている。
ゆびさきで、ふわふわの猫を撫でて。
猫は、ゆびにじゃれている。「にゃご」
「そう、あなたのお名前は、にゃご、さんね」と、めぐは
にこにこ。
「にゃご」猫は、返事をしたみたいに。
「ミルク、あったかなー」めぐは、子猫を抱いて、にこにこ。
「これでよかったのかなぁ」と、わたし。
「わからないけど、でも、とりあえずは...」と、ルーフィ。
天使さんのしあわせ、ってなんだろうなぁと
わたしは思った。
結局、ひとりきりでまだ、人間界に残ってる。
誰か、のために.....
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