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魔法使いルーフィと時間旅行記者  作者: 深町珠
めぐ:3年前の異世界のわたし
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世界の果て

誰も気づいていないけれど

めぐの、ルーフィへの思いも

やっぱり、住む世界の違う人への思いだった。

めぐは、この、似てるけど違う世界の人だし

ルーフィは、ふつうの世界、3次元空間に住む

しかし、魔法使いと言う4次元の世界に行き来する人だったから...。


めぐ本人は、宿っている天使さんの事に気づいていないみたいだし

その、天使さんに恋した悪魔くんの事も、知らずに


ふつーに図書館で司書のアルバイトをして、そのまま、いつか

ハイスクールを卒業して、カレッヂに進むと

そんな風に未来があると思っているんだろう。



でも...。


おばあちゃんの話だと、赤ちゃんの頃に

めぐの命は尽きる筈だった。


それは、天使さんが魔物から庇い切れなくて

自ら命を失い掛けながら、守ってくれた結果だった。


なので、今この異世界で、めぐと天使さんはふたりでひとり。



もし、天使さんが天に戻る時ーーー。神様がめぐに、授け物として

命を与えてくれなければ、めぐの人生はそこで終わり。



めぐを、天使さんを救おうとしてルーフィは、神と契約をした。

魔法使いがする契約としては、大それたもので


この世界の時空の歪み、つまり人の心に潜む悪意を無くして

悪魔くんたちが、それを求めて人間界に来る事をなくし


この、異世界がふつうの人間界に戻れるようにする事。




それは、神経内分泌学・生理学的解析手法で上手く行った。


魔界からの訪問者はいなくなったので

往来ができないようになる、筈だった.....。







「帰らんと申すか!」魔王は激怒した。

魔界から、魔王は

ただひとり人間界に残った悪魔くん、あの、天使さんに恋した彼と

通信をしていた。



悪魔くんは無言....。




「宜しい。ならばお前は魔界追放だ。永遠に異界を彷徨うが良い。

命尽きるまで異界に居れ。」と、冷静に魔王は、そう告げた。











ふつう、違う世界に行くときは

命が尽きて転生する時だけだ。

人間界、天界、魔界、動物界....。

人間界だけが3次元で、あとは4次元。


地球の重力を理論物理学的に計算すると、3次元空間にしては

少し重いのは、人間界以外の多次元空間が存在しているからだ、と言われるように

人間には見えないが、異世界がいくつもあるのだ。






今、人間界に似ているこの異世界は、3次元空間だけではなく

4次元が重なり合ってしまっているので


例えば、人間が空想するとき、そのイメージに

魔界のイメージが重なってしまっている。


その魔、とは

無意味に人を攻撃したり、悪意をもったりするというイメージ。


そのせいで、ひとの心は乱れ


平和であっていい筈の人間界が、争いに満ちた魔界に近くなってしまっていた。




それを直す契約を、天界の盟主、神と

ルーフィは行った。


報酬として、めぐの命を救う、と言う事で。







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