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魔法使いルーフィと時間旅行記者  作者: 深町珠
めぐ:3年前の異世界のわたし
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必然と欲

「そんなにお金儲けして、何に使うっていうの?」



と、わたしは素朴な疑問。


ルーフィは

「うん、そこまではわからないけれど。

世界で戦争があった頃から、ずっと

国民から借金をして、国は動いてきて。

それの利子を払う、って話とか。

もうひとつは、原子力発電の失敗、事故でね。

国土に放射能が撒かれて。

その賠償で、電力会社が倒産しかけて。

それを、面倒見ている国が、そのために

お金を使う、って話とか」




「いままでの政治がいい加減だったのね」と、わたし。



「そうだけど、世界レベルでそういう事を決めてたから

ひとつの国だけで決められる話じゃない、とか」と

ルーフィ。



「そのためだけ?」と、わたし。



「そうでもなくて、今まで儲けてきた人や

いま、相場で儲けてる人もいる。

そういう人が、儲けようとして

例えば、会社の経費を切り詰めたり」と、ルーフィ。



そうして、お金が国民の手元に残らないから

お札を印刷して、と


そういう話らしい。



政治にとっては必然だけど、わたしたちが

頼んだわけでもないし。


いままで儲けてきた人が、払えばいいんじゃない?って

思う。









それから、私たちは

国会中継が終わった午後3時。


めぐが居る、図書館に行った。


第一図書室のカウンターに、めぐがいないので

司書主任さんに尋ねたら


忘れ物を届けに、エレベータで上っていった、と

彼が言うので



後を追って。



それで、屋上のベンチに座っていた

めぐと、リクルート・スーツの彼女に会った。




めぐは、リクルートさん(笑)にわたしたちを

紹介し、事情を話した。




ルーフィは「大変だけど、いまにきっと

よくなると思うよ」と

魔法の話はできないので(笑)


政治の方向が代わって、思いやりを持った

建国時代のような政治が戻ってくるだろう、と言った。



リクルートさんは「そういう日、来るといいけど」と。




あまり、期待している口調じゃなかった。



それはそうかもしれない。



いままで、お金持ち、例えば企業は

株価を気にして目先の利益を上げようとする。


そうしないと、会社経営者は首になるからだ。



その為に、リクルートしても就職できなかったり

賃金や安かったりして



ものが売れないから、不景気になる。



それが、今の世界。



つまり、ごく一部のお金持ちの「欲」が

少しだけ減ればいいのだけど....。





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