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魔法使いルーフィと時間旅行記者  作者: 深町珠
めぐ:3年前の異世界のわたし
39/1813

天使さん

空間、めぐの背中のあたりが

ゆらいだみたいに感じられて。


見えるわけじゃないんだけど

なんとなく、そう感じるの。



透明な光の中に

漂っているようで。



おひさまの光にかざされて、

白い翼が、ベッドに映っているように見える。



その影を見ていると、すこしづつ

はっきりしてくるようで。


光の方へ向き直ると


翼の生えた、愛らしい女の子の

姿が、今度は見えた。



「おはようございます」


微笑む姿、笑顔は

なんとなく、めぐ、に似ていて。

ちょっと驚いた。


瞳、涼やか。

静かな微笑み。



めぐより、少し年下くらいに見えるけれど

天使さんの年は、人と違うので


ほんとうの年は、わからないけれど。




「あなたが、天使さん?」と、わたしは

語りかけた。



天使さんは、静かにうなづいて。


「めぐさんの、ルーラー、です。

でも、お守りできなくて、めぐさんに

宿らせて頂いています」



天使さんは、悲しい表情でうつむいた。


めぐみたいに、さらさらの髪で

なんとなく、そこも似てるわ....。




「めぐ、を守って下さっているのでしょう?」と

わたしが尋ねると



「はい....わたしが

いまは、めぐさんと一緒に生きています。」と

天使さんは、天界に戻れない理由を

それとなく言っている。



「おばあちゃんに聞きました。

ご自身が傷ついて、めぐをお助け下さったのですね」


と、わたしは、天使さんに感謝した。




天使さんは、かぶりを振って



「わたしが、生まれたての天使だったので

力が足りなかったのです....」



それで、魔界と人間界に蟠りが残り

悪魔くんたちが、人間界に来れる道筋ー

時空のゆがみー


が、残ったままになってしまって。


それを解決できる魔法使いー魔界と人間界の

調停のできる者ー


の、降臨を待つ間



天使さんは、地上にとどまって

めぐの命を守る使命を授かった。



そういう契約。




「めぐは、天使さんがいなくなったら

どうなってしまうの?」




天使さんは、いいえ、とかぶりを振って


「その、蟠りが無くなれば

神様は、めぐさんに施しを授けると

仰っています。」




でも、それは

時空のゆがみが解決すれば。



失敗すると.....?






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