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魔法使いルーフィと時間旅行記者  作者: 深町珠
ルーフィとの出会い
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ふわり

「おとなっぽくなるって、いい事なのかなー」

と、わたしがつぶやく。ルーフィは、にこにこ。


「いいと思うよ。思わなくてもなっちゃうし。それは

仕方ないけど、すてきな時を過ごしていれば

すてきなレディになる、と思うよ」


英語じゃないけど、なーんとなくスマートなのは

やっぱりイギリス、紳士の国だからかしらって

わたしは、そんな彼をすてきに思う。

でも、言葉には出せなくて、

思ってるだけなんだけど。


そんなとこは、ハイスクールの頃と

変わっていない、って思う。


でも、なんとなく、少しづつ

変わっていくのかな。



どんなふうに?


ぼーんやり、イメージしていたら。

気持ちがふんわりしてきて、ふわふわ

浮いてるみたいな気持ちになった、午後の

カフェテラス。



「あ、ほんとに浮いてるね」と、ルーフィが言うので


あれ?と思うと


白いキャストのテーブルが、遠く感じた。



空間を飛び越えるんだわ、また.....。



でも、ルーフィと一緒なら、大丈夫!




flyin'.........



一瞬、のようでもあったし、長い時間みたいだったかも

しれないけど


気付くと、マロニエの小径。そこは、わたしの

通っていたハイスクール。



静かな、丘にある学校。

女子校だったんで、気楽だったけど(笑)。


男の子って、ちょっと怖いと思ってた

わたしには、ちょうど良かった。



「どうして、ここへ?」モノ・ローグ。



トート・バッグの中にいたルーフィは

「さあ、来たかったんじゃない?」



来たかった...?まさか。



携帯電話を見ると「圏外」。



また、時間を飛び越えたんだわ.....。

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