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魔法使いルーフィと時間旅行記者  作者: 深町珠
めぐ:3年前の異世界のわたし
28/1813

旅愁

めぐが寝ちゃったのは、10時くらいだった。


いろいろあって、きょうは疲れちゃったのかな。


なんていったって、初めてのボインタッチ(笑)なんて

女の子にとっては、ちょっとショックがーん(3w)って感じだと思うけど。

でも、それがルーフィだったら、まだいっか。

事故だし(w)。


でも、そーしてみるとわたしの方がかわいそうかも。

だーってぇ。お医者さんに、それも女よぉ。

身体検査で触られたくらいだし(笑)。



ここはめぐのウチだけど、わたしの家、向こうの世界のと

つくりはそっくりだから、ちょっと、お屋根にのぼってみよっかな。


いつか、ルーフィと見たみたいに、お星さまを眺めたりって

ちょっとステキかも....。


なんて、静かーにお部屋を出て。

廊下から階段を昇って。

ルーフィの居る屋根裏部屋の脇をかすめ(3w)。


お屋根に昇って見ると...。



「あ、ルーフィ」



「やぁ」


どんかん魔法使いさんは(w)のんきに夕涼み。


「おばあちゃんが、作ってくれたのよ」わたしは、ルーフィの浴衣を

渡した。



「申し訳ないな、こんなに親切にしてもらって....。僕ら、いつか

いなくなるのに」と、ルーフィはわたしと同じ事を考えてた。



「.....ルーフィ、こっちに残るつもりはない?」と、わたしは

ちょっと気になってた事を聞いてみた。


夜空がきれいで、お星様がきらきら....。その、星座のきらめきは

わたしたちの世界とまったく、変わらないのに。



「天の川もおんなじ。」と、わたしはつぶやくと....。



「そっか。星空はおんなじなんだね。どっちの世界も。

時空が歪んでいない、たとえば月に行って時間軸を進めれば....

元の世界に戻れるかもしれないね。」



意外な発想に、わたしは驚いた。



「こっちの世界に残る...ってキミが言うのは、めぐちゃんのこと?」

と、どんかん魔法使いルーフィは、肝心な事に気づいた。



そして。

「こっちに戻るなんて、許されないよ。それは。」と

悲しい現実をルーフィは告げた。


「戻れなかったら、それは別だけどさ」とも言い

複雑な気持ちを、ルーフィは表現した。



あんなに可愛くて、初々しい子に愛されたら

それは、心穏やかでいられないだろうな.....。



なんたって、わたしと同じ子なんだもん(笑)

それで3つ若い。これは強力なライバル...(w)


でも、わたしとルーフィは気づいてなかった。


ここがお屋根の上で、静かな夜。

めぐのお部屋から、わたしたちの会話も

聞こえちゃったりする、って事...に。

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