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魔法使いルーフィと時間旅行記者  作者: 深町珠
悪魔の愛、天使の愛
109/1813

魔物の畏怖

映画作家くんの心が変わったのは、神様が

魔物の居た時代まで時間を逆転させ、無き物としたから、

つまり、人々の過大な欲と悪意を無くしたから、であろう。


それまでのめぐ、は

臆病なところがある、おとなしい少女であり


活発で生き生きとした彼女を愛せない、それは彼の嗜好である。


めぐを従順な子、だと思って恋したのかもしれないが

本質は何も変わっていない、見た目と行動が変わっただけ、だ。



また、映画作家くんも

従順な子を好む、即ち異性親が抑圧的であったので

恋人はそうでない人が良い(笑)と思っていたのかもしれない。


ふつう、母親が子に対して抑圧的に接するのは

多くの場合が過剰な心配、つまり

それまでの母親の人生に不安が多かった経験から、である。



限りなく広い自然空間で、伸び伸びと育てば

そんなに社会に不安を抱く事は少なく、そうでないと

不安は多くなる。



つまり、母親の環境に他人の欲が入り込んでいたので

母親の心を不幸にしていた、それが

映画作家くんの人生を左右していたのである。




それを、神が粛清した。




母親が健康的で優しければ、映画作家くんも

殊更従順な女の子に強く惹かれる理由もなくなる。



その変化が、めぐ、への求めが無くなった理由、かもしれない。


何れにせよ、ふたりにとって良い事だろう。



誤解を招いていたのは、めぐの心にあった

魔物への無意識の畏怖、だったのだから。


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