笑顔が消えた日
これは決して絶望や悲しみだけを綴った詩ではありません。その中で見出した希望も詩っています。
ベッドの上で夜眠り
木漏れ日を浴びて朝を迎える
これがとても幸福なことだとは
知らなかった
運命を呪わず
誰も憎まず
現実を受け止めて
これからを生きようとする人は
すばらしい
この国は明るすぎる
朝も昼も夜も
瞬く星が見える夜が戻ればいいのに
逃げることばかり考えていた私は
「生まれ育った場所にまた戻りたい」と
言えるようになれるだろうか
大地が震える日々
地球は今
泣いているの?
怒っているの?
悲しい表情を与えてはいけない
笑顔が一番の励ましだと
あの子供たちの笑顔が教えてくれた
被災した皆さんに笑顔が戻るように、一日も早い復興をお祈り申し上げます。