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詩―彩の言の葉―

花街の恋、檻の中の蝶

作者: 彩人

「いらっしゃいませ、」


ここは「花街」。夢の街。

一時の安らぎと、快楽を求める場所。


華やかな絹に身を包み、皆艶やかに、まるで蝶のやうに舞い踊る。

男は夢を買い、花魁(オンナ)を買う。そこに「愛」はあるのだろうか。


ここは「花街」。檻の中。

花魁(オンナ)の恋はご法度と、売られた女は「(はな)」を売る。



いつしか蝶々は、羽もがれ。空に憬れ、地に生きる。

何処にも行けない蝶々、自由を奪われ蝶々。檻の中。


それでもいつか、檻の中。

芽生える「恋情(キモチ)」があるのなら、

この身に宿る命を賭して、貴方と共にいきませう。



やがて、消え逝くこの命。

せめて花の命のある内に・・・。



「ワタシに愛をくれますか?」



短編で何かを書きたくて、作りました。

思いつくままに書きました。

読んで下さった方、ありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[一言] 七五調のリズムが花魁の華やかさと切なさを上手く表現させていますね。 実際の花魁たちは、性病と身請けによって本当に好きな人と幸せになれる人は少なかったみたいですね。 だからこそ愛には人一倍憧れ…
2010/02/18 21:01 退会済み
管理
[良い点] 綺麗で儚くて切なくて、私好きです♪ [一言] さらっとこんなお話が書けるなんて凄いです。次回作楽しみにしています★
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