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第7話 ダンジョンの報酬が高すぎる!

brrrro……

俺たちは街を目指して走っていた。

しっかりといろんな物を吹き飛ばしながら。

一方彼女は……

「♪〜〜」

なんで上機嫌なんだろう……?

ていうかなんでへこまないんだ?この軽トラ……

と思いつつ進んでいると……

「助けてくれぇぇええ!」

「うわぁぁあああ!」

awwoooooonnnn!!

どうやらオオカミのような魔物に追いかけられてるみたいだ。

すると

「加勢するよ〜〜」

ウィーン……drrrrrrrrr!!

!?gyaaaasss…

荷台の重機関銃強すぎだろ……

ていうかほんとに殺戮兵器になりかねないぞこいつ。

「ひゃっほ〜い♪快★感★」

むしろ恐ろしくなってきた。

ってことがありながらも街に着き、ギルドに行ったのだが……

「すみません、これ以上の報酬は支払えないです……」

「え?」

「あの、ギルドの金がこないだのでほぼ消えたんですよ」

「なので……良かったらこちらの推薦状を受け取ってください……」

「なんだこれ?」

「国王との謁見状です……」

「へ!?」

どうやら俺は王様と会うらしい。

一方その頃。

ギルドの外で待機してたヒカルだが……

「そこの君、僕と一緒にご飯食べない?」

「初めてみた時から好きでした!付き合ってください!」

「は?俺が付き合うぞ?」

「いやいや、俺だから」

「こんな奴ら置いといて僕とご飯行きません?」

……ナンパされていた。

「あ、あの……誰とも行きませんし付き合いませんよ……?」

「「「なんだとぉ!?」」」

「女だからってゆるさねぇぞ!」

そういうと彼は大剣を振り回してヒカルを殺そうとした。

彼女が()()()()()なら死んでただろう。

だが、彼女は軽トラだ。

バキッ!!

「へ?」

「殺そうとしたってことは〜やり返してもいいですよね〜?」

「え?」

次の瞬間……

dooonnn!

dddddddd!!

拳で吹き飛ばしてからの射撃。

彼女だからこそできることだが……

「快★感★」

やはり危険人物かもしれない。

そして俺は一部始終を見ていた。

が、スルーすることにした。

「お待たせ」

「あ、帰ってきた〜〜」

「なんであんな男があんな美少女と……」

「クソッタレが……」

……治安悪いな

そして俺たちは宿に泊まることにしたのだが……

「すいません……今日は一部屋しか空いてないです…」

「え…じゃい……」

「空いてるの〜?行こうよ〜?」

「えーと……」

さぁ、思春期男子の俺に危機が訪れる…

「お願いします〜〜」

「わかりました」

……勝手に宿を決定された…

さぁ、ここからは俺の精神とのバトルだ……

「ん〜美味しい〜!」

可愛いらしい表情で肉を食っている……あれ?今思えばあいつ軽トラだよな?食って大丈夫なのか?

「なぁ、お前食べ物食って大丈夫なのか?」

「何が〜?」

「いや、その燃料にはならなそうだし……」

「人状態の時は普通の人間と一緒だよ〜?」

「どうなってんだ……あの軽ト……むぐっ!?」

「とりあえず食べよ〜?」

その後無事に寝ることができた。思春期が邪魔だと思った日は今日くらいだ……

そして翌日。俺は国王への謁見に向かっていた。

「緊張するな……」

コンコンコン!

「入れ」

ガチャ…

「この少年があのダンジョンを攻略したのか?」

「はい、そうギルドから聞いております」

「貴様、名をなんという?」

「レンです」

「レンか…担当直入に言う。何が欲しい?」

……何も決めてなかったわそういや

金いらないしなぁ……

そう考えていたら……

「ふむ…欲がないのか?ではこれはどうだ?『ラスター』の領主になってみないか?ちょうど領主がいないんだ」

「……」

「ちなみに『ラスター』は港町だ。海産物がよく取れる場所で……」

「やります!…いや、やらせてください!」

…海産物だとぉ?食いたい!食いたい!

「なら決定かね?」

「はい!」

「ではお前は今日から『ラスター・レン』を名乗れ」

「わかりました!」

「また、お前には男爵の位を与える」

「わかりました!」

……こうして俺は男爵になり領地を手に入れたらしい。

ヒカルを迎えにいく途中でうまそうな焼き鳥らしき物を見つけたので10本ほど買った。

ちなみに結構美味かった。

astです。焼き鳥が食いたくなってきました。

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