第35話 キャンパス防衛戦(3)
「で、顔赤くしてどうしたんだい?ヒカル」
「え、あ、これは、そ、その………」
「まぁいいか、ところで君は?俺はレンという」
「ん?私?私はソイだよ!よろしくね?」
「よろしく」
大豆って英語でsoyだったよなぁ……大豆かぁ……和風料理食いたいな、今度ヒカルにでも教えようかな……
なんてことを考えていたら。
「で…レンは…なんで降って来たの?」
「ん…?あーそれはだな……つまり、爆風で飛んできた」
「「は?(え?)」」
「これを使ってな……」
そうして俺はロケットランチャーを取りだす。
ジャコッ
「「……なにこれ」」
「ん?知らないか?」
「えーと……うん、私にはわからないなぁ……」
しかし……ソイは……
「え!?あの!?えーと……ほ、本当ですか!!?」
目をキラキラさせてこちらを見てくる。
「……まぁ、嘘ついても意味ないしな」
「ど、どこで手に入れたんですか!?」
「えーと、それは企業秘密だ」
「え〜〜」
「残念だったな」
「うぐぅ……せっかく元の世界への手がかりが手に入ると思ったのに……」
「元の世界?」
「ええ、地球っていうんだけどね……魔法なんてないけど発展しててね、ご飯も美味しいんだよ」
「豚まんとか?」
「そう、5◯1のやつ食べたかったなぁ……大阪行けなかったけど」
「食べ放題とか」
「そうそう、アレは元取る気で食べないとね……あれ?同郷?」
「おそらく」
「ほ、ほんと!?初めて会ったよ!」
「俺は…‥3回目かな」
「あの〜お二人さん?私のこと忘れて……」
「そ、そんなことないぞ!?」
「そんなことないよ?」
「ううっ……除け者だよ……」
「ヒカルぅ〜いつもならそんなこと言わなくなぁ〜い?」
「え、えぇ?そ、そんなこと、ない、けど」
「赤くなってるよ〜?」
「!?」
仲がいいのはいいことだと思うんだけども。
「ところで、あいつは?」
「……」
「ダメだこりゃ」
「レン?誰探してるの?」
「キイってやつ」
「……あぁ、キイちゃんね!彼女ならF棟にいるよ」
「ありがとう……ここは何棟?」
「D棟だよ」
「おけ……あと、ヒカルの後は頼んだぞ」
「りょーかい⭐︎」
「ふあぁぁ………」
やっと眠れる…レンくんはまだかな……まぁヒカルが手紙置いてないのが悪いよね……
せっかく私がトラックになれるようになったのに!
キイはレンと二人で写っている写真を見て眠りについた。
……部屋番号聞いてこればよかった…
とりあえず今日はヒカルに教えてもらった場所に泊まることにした。
「ここが葉菜亭か…綺麗だな」
まぁ、入ってみるか。
「いらっしゃい………1人?」
「ん?ああ、そうだ」
「ならよかったよ……残念だが今は混雑しててね……一人部屋しか空いてなかったんだよ……」
「危なかった……」
「んで?料金は1日1300ソルだよ」
「…‥思ってたより安いな」
「泊まってくかい?」
「よろしく頼みたい」
「了解!これ鍵ね」
「わかった」
「あと朝食は7時だからね」
「ありがとうございます」
ということでここに泊まることにした。
翌日。俺は朝食を食べ待ち合わせの場所で待機していた。
「レ〜ンく〜ん!待った?」
「ヒカル……ゼェハァ……早いって……ゼハァ……」
「ソイが遅いんだよ〜」
「これでも全国12位なんだけどね……」
「二人とも、おはよう」
「おはよ〜!」
「おはようございます」
こうして、俺は戦場に行くのであった。




