特別編II レンの帰宅後。
ダンジョンを攻略し、俺たちは領地に戻ってきていた。
「はぁ……久しぶりの風呂だぁ……」
温泉っていいよな。疲れが抜けていく感じがいい。
「さてと、練習するか……」
そうして俺は魔法書を取り出し、魔法を放った。
「……ファイアボール」
体中の血管がざわざわする。
そして目の前に大きな火の玉が生成される。
「はっず……ていうか熱いな…」
そして俺は別のページを開き…
「…‥コールドフィールド」
しかし発動しない。
「あれ‥‥おかしいな……ん?」
その下をよくみると……
「『親父ギャグを言うと発動。レベルにより威力が変わる』だと!?」
目の前の火の玉は熱さを増していく。
「え、えーと…お金がおっかねぇ!!」
ヒュォォォォオオォォォオオン!!
その瞬間、辺りが凍りついた。
「……」
そして数分温めて、温泉は元に戻った。
そして俺は冷えた体を温泉で温めていた、その時だった。
……c…や………いこ……………だ……………え…………
何か聞こえる。
次の瞬間……
ドオオオオォォォォォオオン!
扉が吹き飛び、扉と一緒に吹き飛ばされたキイが入ってきた。
そして扉があるべき場所にヒカルが立っていた。
「……」
「……えへへ?」
ザパァ!
俺は残った理性をフルに活用してその場を去ろうとした。
しかし……前の世界では思春期だった俺である。
そりゃもちろん見たいじゃないか!
そして俺は後ろを振り返った。
……こう、すごかった。ヒカルと同じ感じだが……その、うん。
ちなみにその後ヒカルはキイに殴られてた。
仲がいいのはいいことである。
次の日。俺は領地に関するデータを整理していた。
ヒカルとキイは学校に行っていた。
ん?キイはどうやって学校に行ったかって?
編入試験(物理)だよ……フルパワーで殴られた試験官が可哀想だ。
「領主さま……こちらの資料なんですけど…」
その資料には、とある会社の従業員の労働時間が書かれていた。
「10時間労働だと……?」
この領地では労働時間は7時間を超えてはならないという決まりを作っている。
つまりこれは……
「取締りに行くぞ」
こうして今日も俺は領地の安心と安全のために?働くのであった。
astです。次回も特別編になりそう。
楽しんでね(^^)




