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第二話 軽トラ無双!?

「お、おいこのステータスは……」

「どうしたんですか?」

「君一体どんな人生を送ってたの!?」

「勉強したりアルバイトしてました」

「あるばいと?」

「アルバイトは若い時にする仕事のことです」

「若い時から仕事……?」

「はい、(ス○ローで)接客したり、肉体労働したり……」

「肉体労働!?」

「そんな珍しいことですか?」

「君……」

「はい?」

「すごいよ…なんだよこの数値って思ってたから…」

「へ?」

「君の測定値なんだけどね……トップクラスだ。」

「え!?」

「大体A級冒険者並みだよ」

ほほう?冒険者があるのか

「ちなみに……」

「ん?」

「冒険者ギルドってどこにあります?」

「えーと……あっちだな」

「ありがとうございます」

そうして俺がギルドに向かおうとした瞬間…

「カード取り忘れてるぞ」

「あっ……」

せっかくかっこよく決めたのに……

まぁいいか

今度こそギルドに向かって俺は歩き出した……

数十分後。

「ねぇじゃねえか!!」

そう、俺は街の城壁まで行っていた。

ていうかこの街、広すぎる。

半径何キロだよ……

すると…

「へいそこの兄ちゃん?金置いていかなきゃどうなっても知らないぞ⭐︎」

「なんでそこで⭐︎?ていうかめんどいな…」

「「加速」スキル持ちの俺から逃げれると思うなよ?早く置いてかないと俺のナイフが赤く染まるぜ?」

「現代技術」

phhhonnnnnn!!

「は?なんだよそれ?ただのデカブツじゃん…心配して損したわwww」

broonn!!

brrrrrrr…

「なんだそれ?音が鳴るだけか?子供のおもちゃじゃねえかwwww」

「……」

ムカついてきた。

俺は()()()のアクセルを思いっきり踏む。

brrrrroo!!!

俺の思いに応えるように軽トラは勢いよく走り出す。

「ちょ、やめろぉぉぉ!轢かれる!!」

軽トラはますます加速する。

「俺がぁぁあ悪かったぁぁぁあ!」

しかしブレーキは踏まない。

doooooonnn!

「あっ」

「加速」スキルを持つ彼でも軽トラからはにげきれなかったみたいだ。

「あ……ギルドの場所聞くの忘れた…俺のバカ……」

数分後……

「「「「ありがとうございます」」」」

「いえいえ……」

なんかあいつに困らされていた人たちからお礼を言われていた。

どうせならアレを聞いとくか。

「冒険者ギルドの場所はわかりますか?」

「案内しますよ!」

数十分後……

俺は冒険者ギルドで無事登録をすませた……つもりだった。

「あぁ?見ない野郎だなぁ?」

「久々に教育しますか?アニキ?」

テンプレだ…よくあるタイプの。

でも()()()()ならアレだよな?簡単に勝てるやつだよな?

「おい新人!B級冒険者のライレンがお前に戦いのイロハを叩き込んでやる!訓練所にこいよ?」

「え……」

「「え……」とはなんだ!この俺様が教えてやるっつってんだよ!黙ってきやがれ!!」

「……」

「返事くらいしやがれ!」

「はい」

こうしてB級冒険者のライレンとの1:1が始まるのであったが……

「手加減はしねぇからな?」

「いいですよ?」

「はよ武器出せよ新人!舐めてんのか?俺はこの大剣だが?」

「……現代技術」

phhooonn!!

「なんだそのデカブツ?そんなんが武器っていうのか?笑わせてくれるなwww」

ピキッ

「これは軽トラっていうものだ!デカブツとか言って舐めるなよ?」

「それでは、試合開始!!」

審判の声で戦場に変わる。

俺は軽トラに乗り込み、エンジンをかける。

brrrrrrr……

「遅いぞ!」

カキン!!

必死に攻撃をしてくる。

俺もアクセルを踏み込む。

brrrrrrr!!

エンジンが唸り、タコメーターの数値が上がる。

「う、動くだと!?」

ライレンは驚き足を止める。

速度メーターの針が上がる。

20…30…40……

「真正面から叩き潰してやる!!」

50…60…速度は上がる。

そして……

ギャキン!!!

「は?」

ライレンの剣が折れた。

そして……

doooonnnnn!!

軽トラが衝突し、ライレンは吹き飛ばされて気を失う。

「まさこかこっちの世界では人を轢く側になるとはな……」

「勝者!!レン!!!」

歓声が上がり、俺は勝利した。

そして俺はライレンに近づき、

「もう新人いじめはやめましょう?」

「あ、あぁ」

こうして、ライレンとの試合は終わった。

しかし、俺にはまだ問題点が残っている。

そう、金が無いのだ。

どーもastです。花粉が辛いですが頑張ってます。

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