第11話 スーパーが便利だと気付かされた醤油探しの旅。(前編)
あれから1ヶ月が経ち、俺たちは無事に仕事をするだけの平和な毎日をしていた。
しかし……
コンコン!
「どうぞ」
バン!
「領主さま!森の方で凶悪な魔物の出現を確認!人的被害はまだないですが……」
「どのような魔物だ?」
「イノシシのような魔物です……」
「なるほど。行こうか」
「いるか〜?ヒカル〜?」
「いるよ〜」
「久々に体動かしに行くぞ」
「やった〜」
キュイン!
そういうとヒカルはキャンピングカーになった。
「そこまで距離ないから軽トラでいいぞ」
「え?いいの!?やった〜」
キュイン!
そういうと彼女は軽トラになった。
「乗って乗って〜〜!」
俺は彼女…軽トラに乗り込む。すると軽トラは加速し始める。
brrroo……
「しかし…見事な峠道だな…」
路面は舗装され、日本の道路と走る感覚はほぼ同じだ。
「……もしや」
などと考えていると、その魔物が全力で突撃してきた……正面から。
dooonn!!
「きゃぁ!?」
pgiiii!?
キュイン!
「快適なドライブの邪魔してくれたね?ゆるさないよ?」
pguiii!
「モードチェンジ!」
キュイイイイン!
「へ?」
おいおい…こんなスキル俺知らないぞ?どっかのプ○キュアみたいなスキル……
そう考えているとヒカルの腕にロケランの先みたいな物ができていた。
しかも両手。
「いけ〜!」
dodonnn!dodonn!!
pgeee!?
pgiii……
キュイイイイン!!
「ふぅ……」
「ヒカル……今のはなんだ!?」
「ん?『モードチェンジ』ってスキルだよ」
「いつ習得したんだ?」
「クラーケン倒した後だよ〜」
「マジか……」
そして領主館に帰ることにしたが……
「ヒカル、峠の上に行ってくれないか?」
「え?なんで?」
「とりあえずだよ」
「は〜い」
そうして峠の上についた。
そうして俺は現代技術スキルでスポーツカーを出した。
そして俺はその車に乗り込み…
アクセルを思いっきり踏んだ。
「え!?ちょっと待って……」
後ろからヒカルが追いかけてくるが俺はお構いなく加速した。
ギャァァアアアア!!
俺は漫画で見ただけのドリフトをかまし、差を広げる。
数十分後……
「いやー楽しかった〜」
「レンくん速いよ〜」
「そうだ!この町で車を製造してみよう!」
というわけで車を製造する設備を現代技術スキルで作り、そこで働く人へ持ち合わせる車の知識を全て託した。
ちなみに生産開始直後から例の峠を夜に攻めたりする走り屋なるものも生まれた。
「レンく〜ん暇〜」
ヒカルはのんびりしている。
「海で泳いできたら?」
「そうする〜」
そういうとヒカルはどこかへといった。
そして俺は貿易関連の書類を整理していた。
「レンく〜ん見て〜」
「!?」
そこには水着姿のヒカルがいるのだが……
「どうやって捕まえた!?」
そう。イカを捕まえているのだ。
俺はヒカルからそれを受け取りすぐに刺身にした。
醤油がないのが残念だ…
しかし新鮮なイカは美味い。
醤油なくても美味い。
あ…醤油欲しくなってきたな…
そうだ!醤油を探しに行こう!
「というわけでだな?ヒカル。醤油探しに行くぞ」
「ドライブ行くの〜?」
「そうだよ」
「やった〜!」
キュイン!
そういうと彼女はキャンピングカーになった。
そして俺はキャンピングカーに乗り込み、醤油を手に入れるための旅が始まった。




