何故でしょうか?女神様
女神様シリーズになるのかな?
クラクションが、鳴っている。
そりゃあそうだ。ここ…車道だからね。
お約束のように、目の前には、トラック…。
死んだなこれは。
でもなぜか、スローモーションみたいにトラックが、近付いて 来るんですけど?
なんだか、これって… いわゆる走馬灯なのでしょうか?
何故、彼氏に振られた記憶が出て来るかなぁ?
死に際に、何の嫌がらせだよ おい!
本当、飲み過ぎたよね。
歩道からフラフラ車道に、出る位にね!
出来れば、痛いのは嫌だなー。
『目を開けて下さい。』
? なんか声が聞こえたけど? 体 痛く無いし?
『聞こえてますよね? 目を開けて下さい。』
疑問は、残るけど 瞼を開けると?
美しい女性が? いますけど?
誰ですか? そして、トラックは?
疑問だらけですが、キョロキョロ周りを見回すが、
絶対病院では…無いね。
何にも無いし、じゃあここ何処?
…ここは地獄でも、天国でも無いよね?
?………! まさか、まさか!
落ち向け私。
「もしかして、異世界転生ですか?」
確認の為、美人を見れば、笑ってる!
間違い無い! ヨッシャッ!
「女神様。お願いがあります。 転生特典下さい!
まず、絶対に! 記憶を残しておきたいのです。
お願いします。
魔法が使える世界に行きたいです。
そして魔法知識や全属性の魔法、魔力は無限に使えるくらい欲しいです。
行く前に、事前情報としての、世界の常識や言語の能力を下さい。
あっ!そうだ!時間停止の機能が付いた異空間収納!
鑑定とか検知とか複写とかのスキルが、欲しいです。
武器や体術の知識と能力も欲しいです。
更に、外見ですが 綺麗系の美女でお願いします。
ピンク色の髪の毛以外で、お願いします。
体も丈夫がいいのですが、筋肉質や太め系は、イヤです。
怪我とか病気とか痛いのが、イヤなので加護を付けて下さい。
お金も地位もある、親にして下さいね。
家族構成は、逞しくて頼りになる父親、
優しくて綺麗な母親、
頭が良くてかっこいいい兄、
素直でで可愛い弟が、欲しいです。
戦争とか無縁の国にして欲しいです。
聖女とかも捨てがたいし…
後、欲しいと言えば…あっ! そうだっ! 」
何処まで行けるか、女神の顔を伺いつつ希望をしゃべり続けた。
女神様は、笑顔のまま小さい声で、何かを言ってます。
『チッ 面倒くさいのが来たな。
この子は… チェンジで!』
目を開けるとそこは… 病院?
しかもここ…ICU?
トラックに引かれ、女神様にあったのに
異世界転生してないだと!
しかも体中痛い! なんで?
頑張ってみたけど、小説ってやっぱり難しいですね。