アクセス
地球の全世界、グローバルな社会を加速させる要因の1つであったインターネット。加速する情報化社会。増えるコンテンツ。利用する人々。
そしてーーーー処理しきれない情報量。
自分が作ったコンテンツに、世界中の誰もがアクセス出来るシステム。
しかし、実際には現実世界と同じであり、他と少し抜けて能力や感性がないと誰1人としてアクセスをしてくれない。
「お、なんだこのサイト」
一人の少年は、夜遅くにネットサーフィンをしていた。家族が寝静まった夜には、彼が叩くキーボードの音だけが響き渡る。
そんな寂しい部屋で、1つのWebサイトのURLをクリックした。
「異世界.com」
本来はアルファベットで書かれているはずのURLが日本語で書かれていた。
しかし、そんな細かい所に普通の人は気が付くわけがない。グルグルと矢印が回転、そして、何処かのサーバーへとアクセスした。
さぁ、ここで1つ尋ねよう
この地球の誰も知らないサイトがあったとしよう。それは、誰も目につかないサイトだからなにだろうか?
それは否!
そう、そこのアクセスした人は、皆ーーー異世界に飛ばされるのだから。
「なんだこれ、あ?目があぁあああ!?眩しい!!何も見ない!あぁあああああ!!!!」
突然画面から強烈な光が彼を襲い、視界は真っ白にホワイトアウトした。静かだった家に突然鳴り響いた叫び声は、家族には届かずに全て画面の中へと吸い込まれていった。
その後に彼を見たものはいない。何処でどうしているのか、どの世界に飛ばされたのか。そもそも生きているのか?知るのは本人のみだ。
だが、この文章を読んでいる貴方に、貴方だけに特別にお教えしよう。このURLをクリックしてしまった彼の行く末を。




