賞金首になりました
か~な~り短いです。
続きは明日あげます
私たちは帝国を離れテキトーに依頼をこなしながら旅をしてた。盗賊を惨殺したり、モンスターの群れを跡形もなく消滅させたりと退屈はしなかったね。
ただ依頼とか無視してやることが多かったから、ギルドにそれはそれは多大な迷惑をかけちゃった。
なんか討伐系の依頼がほとんど来なくなったんだって。それでほかの冒険者の不満が爆発して私に苦情が殺到したらしい。
ついたあだ名が『ギルド殺し』と『災厄の塊』、ホントろくな二つ名? つかないよね。
んでね、ある街に立ち寄った時のことなんだけどさ。
私たちが町の中に入ると、なぜか周囲がざわつき始めたんだよ。不思議に思ったから近くにいた女性に来てみるととんでもない答えが返ってきた。
「あなたって賞金首の人ですよね?」
はい? え、なにそれ、どういうこと?
詳しく話を聞いてみると、宮殿を襲撃し、皇帝を侮辱したアルという愚かな冒険者を探しているとのこと。しかもそいつは龍を連れているから一目でわかるはずだ、だそうですよ。
うん、それは100%私だね、間違いない。
ならやることはただ一つ。騒ぎを起こしましょうかね。
「皆の者、よ~く聞け!! 皆も知っているだろうが、私が例の賞金首だ。捕まえたければかかってくるがいい。だが、命の保証はしない。それが女であっても、子供であってもだ。容赦なく皆殺しにしてくれる。さあ!! 戦いを始めようじゃないかっ!!」
し~ん…………………
「なんだ、どうした? かかってこないのか?」
「主よ、そんなに殺気を放っていては誰も挑んでくるわけがなかろう。周りを見てみろ、皆気を失っておるぞ。誰一人として意識を保っているものはおらぬ。いい加減学習してはどうだ。ほれ、マイナを見てみるがいい」
マイナは………気を失って頭からぶっ倒れてました。しかも流血あり。
う~ん、どこかに全力で戦える相手っていないのかな? そうそう死なさそうなやつとかさ。
ん~ん?、待てよ………龍がいるじゃない、龍が。
よしっ、次の目的地決定!!
「フール!、龍の里に行くことにしたからよろしくね」
「それはまあ構わんが、何をしに行くのだ?」
「そんなの決まってるでしょ」
”強いやつを倒しに行くのよ”




