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俺の存在何故周り似知れ否3

おくれましたーどうぞ


泣いてる場合ではない事位とうに理解してる。

でも…流れ落ちる涙は今までの俺を全て洗い流してくれるような気がして…止めようにも止められなかったのだ。


「石田。発声練習を入念にこなしておけ。―――次の劇の役者を決める」


「ふっ……え゛…次の劇って…?」


「お前にとっては晴れ舞台となるな。ほれ、受け取れ」


師匠が変わらずの口調で喋りながら何処からか取り出した台本を俺に渡してきた。


―――「命短し恋せよ乙女」

台本の分厚さなのか、それとも他の何かなのか…台本はとても重く、なぜか溢れ出す涙を拭い俺はパラパラとページを捲った。


「まだお前が役者をやるとは決まっていないがな、演出、脚本は私だ」


「これ…全部師匠が書かれたんですか!?」



流しながら読んだだけでも分かる…1つ1つの台詞がスッと頭に入ってきて口ずさみやすい…要するによくは分からないがまるでプロが書いたような台本なのだ。キャストは4人なのにも関わらずこの分厚さ…つまりは役柄1人1人がしゃんとした役割を担いこの話に貢献していると言うこと。中身を見ないでも分かるのだ。1人は主人公の黒髪の乙女…黒髪の乙女?パッと思い付いたのが磯崎薫さん…まあいい。2人目は主人公の好きな人のヤンキーな男…?3、4人目はそれぞれ男女の脇役キャラ。俺が務められるとしたらこの役だな。


「石田。発声」


「はい」







「ここは…?」


「起きたか!!イシーダ!!」

イシーダ…じゃあここはあの夢の中か…全く同じ夢を2度もみるなどこの世の中にあるはずがない。


「前々から思ってたんだが…ここはどこなんだ!!」


「どこって…なんでそんなこと聞くんだ?兎に角意識があったことに驚きだ!!皆!!生きてるぞ〜!」


髭の中年はもう遥か遠くの仲間達に呼び掛けた。すると細々に見えるがガッツポーズや喜んでる様が分かる。


「よし、イシーダ…立てるか?」


髭は俺の右手を担いで立ち上がる。大丈夫だとしてもここからどうやって上がるんだよ…


「ここからどうやって上がるんだよみたいな事思ってるだろう。…………こうするんだよっ!!」


言った途端!体はふわりと軽くなりみるみると上昇してゆく…!


翼か…!俺はこんなロマン溢れた事は信じない派なんだ!


「全く……いきなり落ちるとは大した度胸があるな」

上を見ながら髭は喋る。

「神秘の翼は突然消えるはずも無くはないんだが…」

「知った事かよ」


「とりあえずもうすぐ頂上だ。仲間がまってるぞ〜」


髭が安堵の表情をした………途端!

お話もう出来ましたよ〜

まさかの展開になると思います

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