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俺の存在何故周り似知れ否2

遅れました…


そしてまた短いです


すいません


「どうした、石田。急に有名人ではないか!」


俺がどんな顔をして入ったかは知るよしも無いが小さな男装をした少女、師匠が駆け付けて来た事には変わりは無い。


「お久しぶりです。師匠…それと…ゆりさんはいないんですか。あと…薫さん」

俺は正直戸惑っていた。

師匠の言っていた通り、俺はパシられてツイストドーナツを買って以来学校の有名人となったのだ。悪い意味でな…

そして俺が一番心配していることそれは―――演劇部の皆が俺を怖がり逃げてしまう事。

ドアのぶを握った瞬間頭を過ったのだ。

7人もいた新入生が俺を恐れ逃げて行き、俺と師匠の2人だけになってしまう事を俺は頭の片隅に映像として投影してしまった。


「そんなわけ無いだろう。まあ…恐れた人間はいるようだが…」


「え。いや俺に師匠にその他5人、合わせて薫さん…あれ?」


「ゆりさんが辞めたらしいの」


口を閉じていた薫さんの唇が小さく動く。


「ゆり…さん…?」


段々とその容姿が露になってくる…黒く長い髪の毛を後ろで束ねて…ポニーテールにし、目がキリッとしていて…しっかりものの…

そうだ…!あの子は確か…

俺は師匠に振り向きそれが事実で有ることを言葉無きコミュニケーションでやりとりし、コク…と頷かれた。

「…やっぱ…そっか…」


「彼女はお前に馴れ馴れしい口を聞いてしまったと過去の自分に言い訳をつきやめてしまった」


「…」


「全く…とんだ怪物だな」

俺の右手を強くとり、俺に見えるようにまじまじと師匠は眺めた。勿論その拳骨には血痕が残っている。

「師匠…あんたもやっぱ引くのか?」


俺が力なく師匠に問うと師匠は右手から俺の目へと移る。暫く凝視された後師匠は口を開いた。


「石田。師匠である私にそんな口を聞いていいと思っているのか?」


師匠は優しさに満ち溢れた自慢気に話す。周りの皆を見ても…優しさ。特に薫さんからには愛情をも感じた。何かが崩れた俺は目から熱いものを流し、崩れた。

それが涙で有ることに変わりはない。まるで今まで溜め込んできたものを全て流すかのように俺の涙腺に休みを与える事はなくなったのだ。



うーん…話は出来てるんですけどね〜

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