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Brave 2-1

メイガス・モルガーナとの戦いから3年後


色々と変わった


武王機関は生まれ変わりジュリアが率いる


対コスモギアス対策機構『武神機関ぶしんきかん


ジュリアが最高責任者となりペルセフォネが副責任者となる


そして本部はメイガスがコスモギアスとなって生まれ変わった場所


終局の世界X Braveくろすぶれいぶ


そして本部のジュリアの部屋でジュリアは書類仕事に追われていた


「はぁ~最高責任者になったのは良いけど書類仕事ダルイよ~~~」


机をバンバン叩きながら次から次へと流れてくる書類に目を通し印を押していく


「それは普段からちゃんと書類仕事していないジュリアさんが悪いんです」


ビシ!と黒いスーツで身を固めたペルセフォネがどんどん書類を流していく


「そんな事言ったって私は武等派なんだよ?

 デスクワークはノーセンキュー!!!」


逃げ出そうと部屋の扉に向かいもうダッシュをすると行き成り扉が開き


ジュリアは扉に吹き飛ばされる


「ぐへ!!!」


「おっや~?またジュリア殿は逃げ出そうとしておられたのか?」


相変わらずのスロー口調でだらしない格好で扉の前に立つのは


探求王にして武神機関諜報部のTOPであるマサイアスだった


「貴方ナイスタイミングです」


ペルセフォネとマサイアスはあの戦いの後に結婚し今は新婚生活を送りながら


2人一緒に武神機関本部で仕事をしている


「いやいやLOVEなのは良いけど私の部屋ではノーセンキューで……」


ぶつけた所を両手で押さえ込んで渋々机に戻り書類を片付ける


「ところでマサイアスは何のようかな?」


「おお!これは失礼した!

 あの方が後数時間でX Braveに到着との事でしてね~」


「それは良いニュースを聞いたよ♪

 アレから3年か」


「長いようで短いですよね」


何ともまったりした雰囲気でいたのを良い事にジュリアが逃げ出そうとするので


ペルセフォネは椅子に縛り付けて仕事を続けさせる事にした


一方X Braveの玄関口である港に巨大な船が到着する


その船は五大貴族の一角を担うリージュドット家の家紋だった


船が港に入ると船の扉が開く


そこから出てきたのはやはりこの女性だった


「ふむ!ここに来るのも3年ぶりか

 早速ジュリア達に挨拶をしに行くかのう」


船から下りてきたのはまた一段と綺麗になったロザリアだった


船を下りるなり武神機関本部を目指す


あの戦いの後ロザリアは正式にリージュドット家の当主となり


当主担ってからも数え切れないほどの戦場に赴き実績を積んできた


今回X Braveに来たのでは他でもないメイガスの件についてだった


「ロザリア・リージュドットじゃ

 入場許可を頼む」


本部入り口にある機械に話しかけ本部に入る


「ロザーーー!!!」


「やっぱり来たか……」


入り口が開くなりジュリアが飛び掛ってくる


これは毎度お馴染みの事で慣れた動きでジュリアの抱き付を華麗に回避する


ジュリアはそのまま地面をスライディングする


「まったくロザは恥ずかしがりやさんなんだから」


額からドボドボ血を流しながらニコニコ笑っている


「さっさと止血せんと死ぬぞ……」


飽きれた表情でジュリアの額に布を押し当てていると


「ロザリアさんお久しぶりです」


「おやおや~3年会っていないだけでこれほど美人になっているとは~」


奥から来たのはマサイアスとペルセフォネだった


「ペルにマサイアス久しぶりじゃな」


軽く握手を交わすと2人の案内で会議室へと向かう


「置いて行かないでよ~~~!!!」


完全にスルーされているジュリアも慌てて3人の後を追いかけるのであった

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