Brave 2-12
出航から11時間と30分ついに目的地である終局の地が見えてきた
「ジュリア指令終局の地を肉眼で確認
あたりに敵の反応は有りません」
隊員の1人がジュリアの報告する
「相手は未知数だから最後まで気を抜かずに監視をお願いね」
「了解!」
流石のジュリアもピリピリして来たのか目付きがいつもと違う
ジュリアとペルセフォネは艦の指揮があるので出撃が出来ない
よって先陣はデストとロザリアが任され今はハッチにて出撃待機中
「テルペシアは元気か?」
緊張を解そうとデストが何気なくロザリアに話しかける
「ああ。それにとても良い子じゃ」
デストの気遣いを察したのかロザリアも元気よく返事をする
するとアラートが鳴り響く
「どうしたの!?」
「12時の方向より高エネルギー反応……
推定LVAAAです!!!」
「AAA!?」
「防御シールドを最大出力にて展開!
同時に攻撃型マイクロミサイル及び10連高出力レーザー砲発射用意!」
ペルセフォネが現状を逸早く把握しシールドの展開とその後の指示を適切に出す
「了解!シールド最大出力で展開!!!
マイクロミサイル装填完了!10連高出力レーザー砲チャージ完了まで2分!」
シールドを展開と同時に前方から放たれたと思われる攻撃がヴァルキュリアを襲う
「くぅぅぅぅ!!!」
物凄い衝撃に艦は激しく揺れる
「シールド出力が50%まで低下……!
このままでは貫通してしまいます!!!」
「やむおえないね……
レーザー砲にまわしたエネルギーを全てシールドにまわ……」
と言い掛けた時デストの声が鳴り響く
「俺が何とかするから相手の攻撃が終わったと同時にレーザー砲で何とかしろ!」
ハッチを開けてデストは艦首へと向かう
「体は武装で出来ている!!!」
両手を前に出し呪文を唱える
「全ての攻撃を防げ!七枚の円環よ!!!
『熾天覆う七つの円環!!!』」
桃色の七枚の巨大な円環が出現し攻撃を防御する
攻撃が完全に防御しきったと同時にヴァルキュリアのレーザー砲が放たれる
攻撃は命中し前方は物凄い爆発が起こっている
爆風の中から4人の人影が現れた
その中には以前ロザリアが対峙した炎の惑星主コスモバンキッシュの姿もあった
間違いなく彼らはメイガスが作り出した4人の惑星主
「貴様らが惑星主とか言うやつか?」
修羅の大剣を構えデストが尋ねる
「如何にも我々がコスモギアスで在らせられるメイガス様に使える惑星主!」
「炎の惑星主コスモバンキッシュ」
「水の惑星主コスモセイレーヌ」
「土の惑星主コスモプレート」
「闇の惑星主コスモファキス」
全員が名乗ると同時にロザリアが背後から攻撃を仕掛ける
「貫け雷光!!!
『万雷・八岐ノ雷!!!』」
ロザリアの必殺技の1つ八岐ノ雷が4人を襲う
「ここは私に任せておけ
『土壁』」
土の惑星主コスモプレートが両手を地面に向けると
地面から大量の土が盛り上がり巨大な土の壁が完成する
八岐ノ雷は土の壁に阻まれその姿を消した
相手の注意がそれている隙を突き今度はデストが攻撃を仕掛ける
「『修羅一閃・冥葬』」
修羅の大剣から放たれた巨大な斬撃が4人の惑星主を襲う
「そんな斬撃では私達を倒す事は不可能よ!
『水拘球』」
水の惑星主コスモセイレーヌの手の平から大量の水が溢れ出し
デストの斬撃を包むように球体となり消滅する
「この程度では落ちないか……」
最終決戦の火蓋は切って落とされた