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ギャップちゃんのプレゼントも楽しみです


 白の猫耳ニット帽を被ったままわたしは、白猫のもふもふなぬいぐるみをテーブルにちょこんと座らせる。そして、お次はギャップからの誕生日プレゼントを開封するぞ。


 さて、ギャップからのプレゼントは何だろう?


 わたしは胸をワクワク躍らせギャップからの誕生日プレゼントを開封した。


「ん? これは……」


 手にもふもふとした何かが触れる。少しの間中身を見ないでこのもふもふとしたものは何かな? と考える。その時、ふと視線を感じた。そちらに目を向けるとギャップが目をキラキラと輝かせていた。


「ギャップちゃんのプレゼントももふもふしているね」


「むふふ、そうじゃろ」


 ギャップはニマっと得意げに笑う。その表情は可愛らしくてなんだか面白い。


「え〜っと、この中身はギャップちゃんのぬいぐるみかな?」


 わたしがそう言うとギャップは「それはどうかな?」と答えやっぱり得意げににんまりと笑った。



「え? ギャップちゃんのその笑顔は何だろう?」


 わたしはにんまり笑うギャップの得意げな顔に首を傾げ、「降参だよ。ぬいぐるみしか思い浮かばないよ」と白旗を上げる。


「そうか、思い浮かばないのか。残念だ。では、中身を見てくれよ」


「うん」


 わたしはもふもふなそれを紙袋から取り出し視線を落とした。


「あ、これは!」


 わたしはギャップからのプレゼントに釘付けになる。そうこれは。ライオン魔獣鳥と白猫に可愛らしい幼女が手を繋いでいる姿が編み込まれたマフラーだったのだ。しかも幼女が真ん中だ。


「ギ、ギャップちゃんこれは」

「むふふ、これはこの俺ギャップとモフにゃー主とそれからアリナちゃんだよ」


 ギャップは得意げに笑いわたしの顔とモフにゃーの顔を交互に見た。


「う、嬉しいよ〜ギャップちゃんありがとう」


 わたしはあまりにも嬉しくてそのマフラーに頬をすりすりした。肌触りもふわふわで最高だ。


「アリナちゃんに喜んでもらえて俺も嬉しいぞ」


 ギャップはとびっきりの笑顔を浮かべた。


 わたしはそんなギャップの笑顔を見つめながらマフラーを首にくるりんと巻く。きっと猫耳ニット帽とこのマフラーでよりキュートなわたしが完成したはずだ。



「おぅ! ア、アリナ〜なんとキュートな姿なんだ。まるで白猫ちゃんのようだ」


 お父さんが感嘆の声をあげた。そして、目を細めわたしをじーっと見つめている。


「わたしそんなにキュートかな? しかも白猫って……」


「ああ、白猫。いや、真っ白な妖精かな? とにかくキュートでたまらんよ」


 お父さんはふにゃふにゃふにゃりと顔を緩め幸せそうに微笑みを浮かべている。まったく大袈裟だよと呆れてしまう。


「うふふ、アリナとーっても似合っているわね」


 お母さんも隣でニコニコ笑っている。


「むふふ、俺のプレゼントが可愛いからアリナちゃんがより可愛くなったんだよ」


 ギャップは胸を張りドヤ顔だ。


「アリナちゃんはわたしみたいにかわいくなったんだにゃん」


 モフにゃーもわたしを見上げにゃぱーと笑った。


「冬のお出かけもふぬくセットも完璧だよ」


 わたしほくほく笑顔になった。もふもふ二匹からの誕生日プレゼントはもふぬく冬支度セットになった。

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