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異世界カフェ食堂で料理が苦手なわたしは皿洗いをしますと思ったら日本料理を創造する力を神様から与えられていた!(眷属聖獣猫のモフにゃーと一緒に楽しく日本料理を創造します)  作者: なかじまあゆこ
アリナがこの世界にやって来たのは

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こらこらもふもふ達

「モフにゃーにギャップちゃん! 真来より先に食べないでよ」


 文句を言ってももちろんモフにゃーとギャップはわたしの話しなんて聞いちゃいない。ムシャムシャにゃん、ガォガォと美味しそうに食べ続けていた。


 食いしん坊で可愛い奴らめ、仕方ない。たくさん和菓子を創造するしかない。


「真来に美味しい和菓子を食べてもらうぞ。お茶もね」


 わたしはうふふと満面の笑みを浮かべ和菓子の創造を始めた。(お茶は何処へと突っ込まないでね)


 真来おとうさんにわたしの手作りの和菓子を食べてもらえる日が来るなんて思ってもいなかった。創造料理だけど、天にも昇る心地だよ。


 粒あんがたっぷりのどら焼きにそれから甘辛いタレを絡めたモチモチした団子。そう焼きたてのみたらし団子なんて最高だね。


「うわぁ~くぅ〜! もうほっぺたが落っこちそうで堪らなくよ〜」


ほっぺたをぽとぽとと落としそうになりながらわたしは舌鼓を打つ。すると、ぽとんぽとんと、和菓子の雨が降ってきた。


「わっ、和菓子を受け取らなくちゃ」


 わたしは慌ててお皿をテーブルに並べた。どら焼きにみたらし団子にそれから桜餅にきんつばに草もちがものの見事にお皿の上に落下した。着地成功だ。


「うわぁ~凄いにゃん」

「なんだあれは? 凄いぞ!」


 どら焼きを咥えた猫(あ、聖獣猫だったけな)とライオン魔獣鳥が歓声を上げた。


「君達にはあとで食べさせてあげるからね」とわたしはモフにゃーとギャップに釘を刺す。


「うにゃん?」

「?」


 モフにゃーとギャップは首を横に傾げながらきょとんとした顔でわたしを見る。お口はどら焼きを食べもぐもぐさせている。これは絶対にわかっていないよ。


 わたしは急いでお茶も創造することにした。


「よし、緑茶もいいけどさっぱりした前茶にしよう」


 お皿に華麗に着地したどら焼きにみたらし団子にそれから桜餅にきんつばに草もちと一緒に飲む前茶だよ。もう考えただけでわくわくしちゃう。


 新鮮な茶葉を急須に茶葉を入れよう。爽やかな香りと甘味と渋味のバランスを良くね。


 飲む前から体がぽかぽかしてきて心がほっこり落ち着く。わたしは温かいお茶が大好きだ。


 お茶を淹れる前に急須と湯呑みお湯で温めよう。


 そして、ティースプーンで掬った茶葉を急須に入れよう。蓋を閉めてしばし待つ。ランラン♪ 気づくとわたしは鼻歌を歌っていた。


「さて、急須から湯呑みにお茶を注ぐよ〜」


 湯呑み茶碗に若草色の前茶が注がれる。うわぁーお茶の完成だ。甘味と渋味のバランスがとれた爽やかな前茶が口の中に広がりわたしの体をぽかぽかとあたためてくれた。


 お茶を飲むと身も心も癒やされるよ。なんかもう幸せだ。

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