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目覚め

今日はここまででーす!

————―――出会いの場所————――――


「う…ん…?あれ、ここは」


周りを見渡すと転がったエアロバイクがあった。さっきまでの出来事がとんでもなさ過ぎて夢じゃないかと思う。


「…夢だったのか?」


実際に夢だったのかもしれない。あんなに美しい人がこの世に存在して、しかも、僕の加護の主リヴァイアサン様だなんて。本当だったら僕は神獣王様に求婚したことに…


「本当だよ??」


「え!!!!」


後ろを振り返る。そこにはリサさんがいた。いや、リヴァイアサン様??

夢じゃなかった。僕は神獣王様に一目惚れしてしまったのだ。

僕は即座に敬服の意を表すため、膝をつき頭を下げた。


「…君は私のお婿さんになりたいんでしょ?そんな態度は嫌だなあ。」


そんなこと言っても、さっきまでは感じなかったのに、今はこの人がリヴァイアサン様であることがはっきり理解できる。恐れ多すぎる。


「…それは今、君と私が直接加護で繋がっているからだよ。私がリヴァイアサンってわかったら、結婚したくなくなった?」


「いえ、それはありません。今でも結婚する相手はあなたしかいないと思っています。」


「…ふふ。なら、その畏まった態度はやめて!早く世界からの解放を受けて、私を迎えに来て?」


ああ、この人はなんでこんなに美しいんだろう。世界が霞んで見える。世界からの解放…

「早くリサ様と結婚がしたいです。世界からの解放とは??」


そこが分からない。どういうことなのか理解できれば死ぬ気で、いや死んでも成し遂げる。


「うまく言えないけど、要するに、神獣になるってことだよ。あと様はいらない。」


「えと…じゃあ、リサで。わかりません。人から神獣ってなれるものなんですか??」


「私も元は人間だからね。」


衝撃の事実すぎる。っていうことは条件があるのか。なんなんだろうか…。


「私は人間だったころに1人で10万人の軍から故郷を守った。そうして気づいたら神獣になっていたわ。あなたたちの資料で見るような巨大な水の竜に。」


話が大きすぎるのと、なるほど、この人は神になるべくしてなったんだなと理解できる。…つまり神であるような行動をすればなれるってことか?


「…私も詳しくは分からないの、迎えに来てとか言いながら勝手でごめんね?」


「いえ、私が求婚したのです。あなたの為なら、神獣にだってなれる。」


そうだ。やるしかない。一生添い遂げるんだ。


「…ふふ確かに、やるしかないね。」


「…さっきからもしかして、心読んでますか?」


「直接加護してるから、ファイ君の考えてることは頭に流れ込んでくるよ?」


え、まって、チューしたいなぁとか思い浮かべたら…いや、まて考えちゃだめだ!!えーっと、プリンプリンプリンプリンプリンプリンプリン。リサめっちゃ可愛い。ああ!!!考えまいとすると余計に!!


「…ぶふッ!!!!」


リサが噴き出した。


「大丈夫だよ。私はファイ君が何考えてても気にしないようにするから。」


「笑ってるじゃないですか。きついですよー!!」


っく!!愛する人に思考全部伝わるってどんな拷問!?


「…でも、ファイ君のストレートな気持ちが伝わってきて…嬉しいよ?」


はい、無理。可愛い。今すぐに結婚したい。僕は早く世界から解放されたい。

でも、今のところ、条件として偉業を成し遂げるっていうのが前提なんだろうな…僕の魔力でそんな事…いや、やらなければ!!


「…ファイ君は私から直接加護を受けた。つまり?」


「え…あ。…。」


試しに近くにある湖の水を集めてみた。


「あ!!!待って!!!!!」


一瞬。ほんの一瞬考えただけで、近くの湖すべての水をはるか上空へ持ち上げてしまった。

急いで魔力を止める。しかし、時すでに遅し、湖は猛烈な雨となって降り注いだ。


「私と直接だから…ファイ君は今私の半分の力を使えるの。だから、コントロールして。光・風・水を支配するの。今までの使い方だと間違えれば大変なことになるわ。」


え、しかも3種類使えるの?


「ええ。だから、これから暫くは魔法を使うのは我慢して、コントロールの練習するときは神獣界の端っこでやりましょう!」


「神獣界?僕が入ってもいいんですか?」


「さっき入ってたし、大丈夫ですよ。」


「あ、あそこ神獣界だったんだ。」


魔力コントロール。強大すぎる力は操作が難しい。そう、大型エアロバイクみたいに。

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