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聖神獣王に一目惚れ

ふと書きたくなった内容でした!!


――――――――――リヴァイアサン魔法高等学校内――――――――――――――


(ファイ)が暮らすリヴァイアサンの加護を受ける大都市リ・ヴァイは周囲を豊な自然に囲まれた美しくも都会的な場所だ。街はいつも賑わい。空中にはひっきりなしに飛空艇や風魔法飛行者が飛んでいる。時々魔法操作を誤って、鳥のフンみたいに落ちてくる人がいるのが怖いけど、空の混雑は大都市だからこその光景だ。


街の中心地にはリヴァイアサンの加護を受けることのできた子供と他の神獣の加護であるが特に優秀な人材が入学できるエリート養成校 リヴァイアサン魔法高等学校がある。僕はリヴァイアサンの加護を受けたために無試験での合格となったが…この高校の中では底辺だった。リヴァイアサンの加護を受けた生徒は光・水・風のいずれかの魔力を強く発言する。100年に1度くらい、そのうち2つの魔力を使えるスーパーエリートが現れるらしいけど3つ操れる人が生まれた事は無いらしい。


僕は水の魔力を発現した。本来であれば、空気中の水を操り、時には巨大な氷の弾丸を、時には大量の水の塊を距離の制限なく操れるようになるはずの強力な力だ。だけど…僕はコップ10杯分くらいの水しか操れない。氷は直径30センチくらいの粒しか出せない。


せめてと思って勉強は誰よりもしたから、筆記試験はいつもトップ5位以内にはいた。でもこの学校の成績は実技(魔力使用)7割筆記試験3割の基準で評価される。魔法がダメダメ過ぎる僕は総合成績学年ビリ。それでも卒業は出来るから、将来は学歴を盾に神獣帝直属の書記になるつもりだ。


そんな奴なので、学校では誰にも相手にされていない。休み時間は勉強。昼飯は一人でお弁当。両親にはこんな学生生活を送っているなんて口が裂けても言えない。


「クリス様!!よろしかったら今日お昼をご一緒して下さらない?」


「ああ、おはようステフ。勿論いいよ。」


あそこで輝かしいオーラを放つ2人組はクリス・エッぺンとステファニー・ルシア。双方共に桁外れの魔力の持ち主で、この学年のトップだ。2人の周りにはいつも人だかりが出来る。


正直僕には無縁の世界。羨ましいとは思うけど、諦めている。


―――――――――――放課後―――――――――― 


授業を熱心に受けて、放課後はクラブに参加せず、そそくさ帰宅して勉強する。それが僕の日常だ。僕の家は中心地から離れたリヴァイ湖の近くにある。その為、エアロバイク通学が許されている。この、エアロバイク原理は風魔法を詰めたエンジンで空中を走るだけの簡単な作りだが、一回の魔法充填でかなり走れるし、速度も中々。かなりのお気に入りだ。


家までの30分飛行を悠々自適に楽しんで―――――


瞬間。下から鋭い竜巻が伸びてきた。


「ッ!????うわああああああああああああああ」


間一髪で避けた。でも僕は空中でバランスを崩し、下へ落下した。


フワッ—————柔らかい風に包まれて、僕とエアロバイクは無事に地上に着陸した。


「え…??」


全く状況が分からない。なんだ?魔法だよな…練習してたやつのが暴発して俺のところに向かったのか!?危ないなー!文句言ってやらないと!!



「大丈夫…かい?」


声がした。女性??え、文句言いにくい。…いいや関係ない!命が危なかったんだ!


「あんた!!こんなと…」


柔らかく風に揺れる金色の髪、大きく澄んでいて力強い瞳、透き通った肌、天使のようだった。


「…好きです。」


気づいたら口走っていた。初対面の美女に、とんでもない事を口走っていた。でももう止まらなかった。


「…それは私に求婚しているの?」


目の前の美女が僕を見つめながら質問してきた。

ああ、一目惚れすると、こうなるのか。この人の為ならすべてを捨てられる。今すぐ結婚したい。自分の人生すべてをこの人に捧げたい。


「はい、僕と結婚してください。あなたを愛しています。」


これを客観的にみたら暴走と言うのだろう。もうファイの瞳には目の前に凛と立つ、可憐な女性しか目に映っていなかった。


「…嘘はついていない。本気だね。…試させてくれる?」


「あなたの為なら何でもやります。やり遂げてみせます!!」


「…今何でもって言ったよね??」


可憐な少女の目は圧倒的な威圧感を発揮した。僕は圧倒されて正気に戻っていた。


「え…あの?」


瞬間僕は彼女が発した風に飛ばされた。


「うわああああああああああああああああああああああああああああ」


僕は生涯で体験したこともない速度と高さまで弾き飛ばされた。


週1更新目指します。

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