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令和爺孫 クルマ談義

作者: ひろ
掲載日:2026/06/06

 「じいちゃんが若い頃の車はな。今みたいに安全でも快適でも全然無かったんだぞ。」


 「えぇ、マジそれ?」


 「ギアはマニュアル。エアコンなんて付いてないのが当たり前。

 窓も手動でな、ノブをグルグル回すのよ。コレが結構重くてなぁ。」


 「マジかすげぇ!

 でも手動って事はさ、窓に何か挟んでも勝手に開いたりしないんでしょ? 良いなぁ。」


 「ははは。センサなんか無いからな。

 ...そうだ、窓と言えばな。窓のすき間に下敷きを差し込んで、ガッサガッサやると鍵が開く、なんてのもあったぞ。」


 「防犯やべぇ(笑)。羨ましすぎ。」


 「ハンドルの下あたりのカバーを開けて、なんや良う分からんコードを引き出して繋げると、エンジンがかかったりな。」


 「運転できちゃう!!(大笑)。

 じゃあさじゃあさ? 自動運転とかも無いわけ?」


 「そんなモン、自動運転どころか、衝突防止機能も無いわな。なんにでもぶつけ放題よ。」


 「やべぇ凶器だわそれ(笑)。じいちゃんの若い頃の車すげぇ。よくそんなんで公道走れたな?

 ...羨ましいわぁ。」 


 「そうだなあ。あの頃の車は良かったなあ。」


 「今の車はホント駄目だな。」


 「ほんとにの。役立たずもいいところだ。」







 「「このゾンビに囲まれた状況ではな...。」」




 グルルルルゥ



 「はぁ...」

 「はぁ...」




おしまい

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