21 ギルドの依頼
宿屋からギルド支店に行くと受付嬢はノルンに気づき申し訳なさそうな顔をする。
受付嬢「ノルンさん、おはようございます。昨日の件なんですが上に報告したのですが、討伐してあるならと後回しになっておりまして話が通るのは数日掛るようです。」
ノルン「いえ、大丈夫ですその間は掲示板の依頼でも受けますから。」
数日掛る事を予想していたノルンは特に何か思う事無く冷静にそう返す。
受付嬢「了解しました。上に報告が通り次第こちらからノルンさんに伝えます。」
受付嬢はそう言い終わると業務に戻るのでノルンはモナを連れて掲示板を確認する。
ノルン「とりあえずゴブリン何かの低級の魔獣とかにしようか?」
モナはノルンの言葉にちょっとした疑問を尋ねる。
モナ「ゴブリンとかって魔獣じゃなくて魔物って言われてたけど魔物と魔獣の違いってなんなの?」
モナの疑問にノルンは少し考えを巡らせる。
ノルン「正確には魔獣と魔物は別物なんだけど異世界の転移者や転生者がモンスターは魔物とそう呼んでいるから意味が混ざった感じだね。」
モナはほへ〜とノルンの話を聞き笑顔でノルンの説明の続きを待つ。
ノルン「魔獣は魔族が創り出した獣の事を指すんだけど厄介な事に創り出された魔獣は魔族が関わらなくても自然に繁殖する事が出来るから数が減らないどころか増える一方なんだ。」
ノルンは増える魔獣に溜め息を付く。
ノルン「特にゴブリンなんかの低級の魔獣は繁殖力が高いから定期的にある程度討伐する必要があるんだ。」
魔獣の説明をしている途中モナにとって面白い話では無いだろうとチラリとモナを見て笑顔で聞いているのを見て説明を続ける。
ノルン「魔物は一言で言うなら魔性の物で悪魔の眷属だったり魔界に住む生物とかの生き物として形容し難い見た目の事を言うんだ。」
説明に笑顔でふんふんと小さく頷くモナに優しく頭を撫でながら分かりやすく例を出す。
ノルン「まぁ簡単にゴブリンとかの人型だったり生き物の姿で説明出来るのが魔獣でスライムとか触手とかのどう見ても普通の生き物じゃないのが魔物だと思えばいいよ。」
ノルンの説明を聞きながら依頼をモナは納得すると依頼を受ける為に窓口に向かった。




