12 悪意向ける役立たず
ノルンにそう言いながら近づく複数の冒険者達の先頭に立つ一人の無精髭を生やした男がニヤニヤと気色の悪い笑顔を浮かべながら近づく。
ならず者「おいおい、一人でワイバーンを倒せるなんて事言う嘘吐きが何してんだよ。」
相手の神経を逆撫でるような悪意を持ってノルンに近づく男に対してノルンは無表情で答える。
ノルン「貴方がどう思おうがどうでもいいですが、事実を言っているだけですので」
そう答えるノルンに対し荒くれ者の男とその周りにいた冒険者達は嘲笑う。
荒くれ者「ギャハハハ!そう強がんなよ転生者様や転移者様じゃあるめーしこの世界出身じゃ下位のドラゴンでもワイバーンなんて一人で倒せる訳ねーだろうが。」
周りその1「そりゃそうだ特別な能力を持ってるならまだしもただの剣技なんて言われてもな」
周りその2「技術のみでドラゴンの鱗を切れるなんて嘘っぱちだよな」
周りその3「いくら見た目が良いからって出来ることの区別もつかないお子様じゃない。」
ノルンに向けてそう言う荒くれ者達を見てモナはただ真顔で居たが何を思ったかモナは荒くれ者たちに声を掛けた。
モナ「すみません、貴方達はどうしてそう思うんですか?」
声を掛けたモナに対しノルンはギョっとしてモナを見るが先程までの照れた顔とは違い今のモナはただただ笑顔を貼り付けていた。
荒くれ者「あ~〜?そりゃ今言ってるじゃねーか一人でワイバーン倒せるなんて出来るわけねーだろ」
答える荒くれ者は声を大きくして言う。
荒くれ者「そんな嘘を平然に言う奴がなんでランクB なんだよ!テメェなんかより俺達のほうが評価されないんなんておかしいよな!」
荒くれ者の周りでそうだ、そうだと言い張る周りの冒険者は言い張り、それを見ていたモナはこの冒険者達が実力もない口ばかりで不満ばかり言い張る役立たずだと検討が付いた。




