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可変の天使  作者: 影薄


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11 アクラの町のギルド支店

アクラの町にあるギルドの支店にノルンとモナは到着し中に入る。ギルドの中には昼間から酒を飲み酔いつぶれて居る冒険者が複数居たが、ノルンは気に留めず受付に行くのをモナもついて行く。

ノルン「すみません、ヤトの村の依頼は達成したのですが厄介な問題が出まして。」

そう言うノルンに対し受付嬢は溜め息を吐く。

受付嬢「はぁ、厄介事は持ち込んでほしくはないんですが。」

やる気無なくそう言う受付嬢に対しノルンは表情を崩さないのを見た後受付嬢はノルンの後ろに居るモナに気が付いた。

受付嬢「あら、こんな子供がギルドに来るなんて何の用なんでしょうね?」

モナに対し興味なさげにそう言う受付嬢は仕事だからと面倒くさそうに対応するがモナが何か言う前に変わりにノルンが答える。

ノルン「この子はヤトの村で育った子です。私が今はこの子の保護者という訳です。」

ヤトの村の出身だと知り受付嬢はモナを観察したが余りに貧相な格好なので皮肉を言う。

受付嬢「髪にしている白い髪飾り位しか可愛い所がないわね。」

そう言う受付嬢にノルンはピクリと目元を険しくしたが対してモナは髪飾りを褒めて居るのだと勘違いをして照れながら話す。

モナ「はい!この髪飾りが村の皆から作って貰った初めてのプレゼントなんです!」

そう言うモナにノルンは思わず顔を片手で目元を覆い、受付嬢はノルンに問いかける。

受付嬢「あのノルンさん、この子本当にヤトの村の子なんですか?あんな所で育った割には素直な子じゃないですか、本当は攫ったとかですか?」

ノルン「人聞きの悪い事を聞かないでくれませんか。この子は本当にヤトの村の子です。」

そう言う受付嬢とノルンに対しモナはニコニコして居たが後ろから声が聞こえた。

?「なんだよ!ホラ吹きが居るじゃねーか!」

その言葉にノルンは無表情になりモナは意味が分からずキョトンとして後ろを振り向いた。

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