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悪癖その3:お風呂で眠る

 お風呂で眠れないと困ります。

 湯船にのんびり()かって。

 リラックスしすぎて、眠ってしまうことはあると思います。


 でも私のばあいは、意図的に眠るんですよね。



 もともと。

 体が発熱してしまい、解熱剤を使わずに、強引に体温を下げたいとき。

 ペットボトルの飲み物と、らくがき用のノートとペンを持ち込んで。

 お風呂に、だらだらはいることがありました。

 熱めのお湯にはいって、お湯が冷めていくのといっしょに体の熱までもっていってもらうのです。

 ぬるくなったら、お湯をつぎたすのもいいし。

 そのぬるさで、さらに熱をさげてもらうのもいい。

 これで、連勤中でも休むことなく回復できます。


 その「湯船でだらだら」のとき。

 ノートにらくがきしたり、歌を歌ったりもしますが、おもに眠っていたのです。

 まあ、発熱で体力削れているから、睡眠が必要ですよね。

 浮力で、からだへの負担がちいさくなっていますし。

 3〜5時間ほど、はいっていたとおもいます。



 さいきんは、シャワーばかりになって。

 湯船で眠ることはなくなりました。

 いまなら、発熱のときでなくても眠ってしまうことでしょう。

 爆睡がこわいので、休みの日でもなければ、湯船に()かろうとはおもいませんが。

 だからといって、「お風呂で」眠る習慣がなくなったわけではないのです。



 シャワーでも眠ります。

 浴びながら、うとうとと。

 座ってなどいませんよ。

 壁にもたれてすらいないときも、あります。

 ここらへんは、通学電車で眠っていたスキルが生かされてますね。

 カクンってならないのかって???

 いえいえ。それこそが、眠りすぎない「目覚まし機能」となって大助かりなのです。


 起きて仕事に出かけるまえに、シャワーを浴びていくんですが。しゃっきり頭を覚ますのに、浅い眠りがもう数分、必要なときがありますよね。

 その調整に、シャワーを浴びながら眠るのです。



 シャワーを浴びおわったあと、からだを()くまえに眠ることもあります。

 これは「水切り」のための時間をとるためです。

 体力あるときは、軽いエクササイズで腕脚(てあし)を振って、水を切りますが。

 体力なくて、時間あるときは、そのまま座って少しだけ眠ります。


 学生時代、プールの授業が嫌いだったのは。

 よっぽど丁寧(ていねい)()かないと、からだがまだなんとなく湿ったまま、服を着ることになるためです。


 だから、お風呂では、からだから水切りをしてからタオルで()きます。


「水切り」の時間をとるために。

 エクササイズか、睡眠。どちらかを選ぶわけですね。



 そして、ガチに睡眠時間をとるためにも、風呂あがりに寝ます。

 脱衣所で、服を着るまえに。

 座って一時間以上眠ります。


 これは、あらかじめ仮眠をとっちゃって、なかなか寝つけなかったときに。もう、眠れないとひらきなおって、さきにシャワーを浴びてしまうようにしているから。

 そして「水切り」がてら、そのまま眠るのです。

 お湯を浴びたせいか、お風呂あがりに眠る習慣のせいか。なぜか眠れるんですよね。

 眠っとかないとやばいのに、眠れないとき。

 風呂あがりにそのまま、わりと深めに寝て、睡眠時間をしっかりとるというわけ。



 こんなふうに、お風呂は第二の寝室。


 爆睡できるほど、寝心地がいいわけではないからこそ。とくに、睡眠時間を調整するための眠りにむいている場所なのです。



 だって、ベッドと布団なんかで眠ったら、二度寝じゃ済まなくなるもの(笑)



★私の悪癖その3

:湯船で、シャワーで、脱衣所で

 お風呂ではさまざまな目的のために眠る

 隙あらば眠る!

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― 新着の感想 ―
[一言] 詩季様、お風呂場で寝るスキルがすご過ぎます!!
[良い点] 器用な方だなぁ、という風に思いました。あれだけ続けて色んなことを書けるので、お風呂で眠るのも、頷けます。それと、ゆっくりお風呂に入れるっていいなぁと。溺れないのかなぁ、もあります。そんな自…
[良い点] 日常の風景が見えるかのようで、良エッセイだと思いました。(^ー^)
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