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旅日記

入退場の演者

作者:

 その町の住民は芝居がかったように会話を交わしていた。

 一人喋れば他は黙り、もう一人が喋り始めればまた他は黙る。

 まるで私のような流れ者との間には見えない壁があるような団結具合だった。

 しかし、一人だけ『浮いている』のとはまた違う、異様な存在感を放っている人間がいた。

 会話を交える人間達を遠くから見守り、冊子に目を通しながら考え事をしている。しかもその動作はやたらと真剣だった。

 「あぁアイツが監督か」と気づいた時には私の目に『監督』はいなかった。

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