セキトウオウリョクセイアイシ
すみいちろさまへのお題のアンサー詩です。
ヘタレなのでこんなふうにしかなりませんでした。
その分甘々仕様のピーナッツバターハチミツがけです。
ご賞味ください。
たとえばそれが虹の見えない
夜べの随の間としても
虹の色を数えることはできる
セキトウオウリョクセイアイシ
あなたはわたしの指を数えて
そこにある幸せを確かめる
セキトウオウリョクセイアイシ
そしてわたしもあなたの指の
幸せの形を確かめずにはいられなくなる
セキトウオウリョクセイアイシ
そんな他愛もない儀式のあとで
二人は一緒に眠りにつく
子供のように繰り返しながら
セキトウオウリョクセイアイシ
セキトウオウリョクセイアイシ
たとえそれが虹の見えない
よるべのまにまのあいだとしても
ヨルベノマニマノアイダトシテモ