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転生神様がいく

作者: 生際防衛隊

 どうしてこうなった。

 神の脳裏は今、その感情で埋め尽くされている。

 神の眼前には満面の笑みを浮かべる人間の姿。

 いや、脳裏や眼前といった表現は正確ではない。

 何故ならば今の神には脳もなければ目も存在しないのだから。

 それならば、今の神に何故考える事や、見る事が出来ているのかという疑問は残るが、そこは神だからとしか言うより他はない。

 理屈では語り切れない存在。

 それが神なのだから。


 その神が混乱の極みにあった。

 そして恐怖に恐れ慄いていた。

 こんな筈ではなかったのだ。

 神は飽きていたのだ。

 その長き人生に。

 いや、この場合は神生と言うべきか。

 だから。

 少しばかりひまつぶしに転生してみようと思ったのだ。

 

 神は思う。

 どうしてこうなったと。

 

 ひまつぶしに転生した筈だった。

 だが現実は。

 そして人間の顔が迫る。

 口が迫る。

 そして―――――――


「このひつまぶし凄く美味しい!」


 神は逝った。

 

くだらなくてすまねぇ。

でも後悔はしていない。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 文字数やけに少ないと思ったらやっぱりくだらなーい!(笑)
[良い点] オチが予想外すぎましたw いや、期待を裏切りすぎですね。 ほんと、くだらなくてよいですw [一言] ひつまぶしに転生することの実存的意味だとか、そもそも食材は死んでるんじゃね?とか、いろい…
[良い点] くっだらねえw [一言] 環境依存だから意識がいかなかったとしてもしょうがないとは思いますが、iPadのSafarだとこの行数はあとがきまで一画面なんですよね ランキングを辿ってて画面下部…
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