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これがきっと魚肉ψ

作者: 粥ころ

かなりぐだぐだです、焦って書いたので日本語おかしいとこたくさんあると思います。それを踏まえてどうぞ!

「「「ハッピーバースデー!!!」」」

ドアを開けた瞬間パァン、とクラッカーが鳴る。ぽかん、としていると三角帽子を被った三人にされるがままにされ今じゃ「今日の主役」という文字がつづられた帯と猫の被り物……

「なんで被り物!?!!」

スパァン!とその被り物を外しろろろに投げる。クリーンヒットしたらしく背後から「ぅぐっ」と声がした。ごめんろろろ。

「カロのチョイスです」

「いぇ~~い」

ぱちぱちと死んだ目で二人が手を叩けばろろろがむくりと起き上がる。

「ほらーやっぱ姉ちゃん気に入らなかったじゃんか」

「気に入るとでも思ってたの?」

はぁー、と溜め息をつき正論をつくろろろ。すると猫の被り物を投げ紙袋をガサガサ言わせる。

「やっぱこっちでしょ!馬!」

「お前もかー!!!!!」

こいつだけでもまともであってほしかった、という意味を込めてその馬の被り物をサッと奪い取りろろろに思いっきり被せて腹パンする。もうだめだこいつら。真面目に祝う気ないだろ。

「まーまー荒れるなって、まだサプライズあるからさー、座って座って」

カロに宥められるが誰のせいでここまで荒れてると思ってるのだろうか。サプライズ、という言葉に今までのものより遥かに恐ろしいものを想像してしまい一人身震いする。

「笹太さん。例のものを。」

おほん、とわざとらしくカロが咳払いするとみづもノって「へっへっへそう焦らねぇでくたせぇ」と返す。楽しそうだけど時代が全く違うと思うよ。みづが持ってきたのは箱。箱、と言っても直径30cmほどの正方形の箱だ。この流れは。もしかしてもしかすると。ケーキ、という予想がおおいにできる。自然と顔は綻び気分があがる。

「お待たせ、はい開けていいよ。」

目の前にとん、と置かれいつの間にかろろろが各地に皿とフォークを置いてる。あ、ケーキだ。まごうことなきケーキだこれは!

期待に胸を膨らませながら箱をそっと開けると

「…んん?」

またもや箱。周りをちらり、と見ると明らかに悪い顔してる。主にカロが。

これはもしかしてびっくり箱?ケーキと見せ掛けたぴっくり箱なの?悶々と頭の中で考えていると「早くー」とケタケタ笑いながらろろろに催促される。ええい、もうなんとでもなれ、開けよう。またそーっと開けるとまたもや箱。何がしたいんだこいつらは。ヤケクソになりまた開けるとやっと出てきた苺の乗ったショートケーキ…

「………ちっさくない??」

30cmほどあった箱に似合わずそのケーキは10cmほど。これをどうやってきるの?

「さて、じゃあ食えお前ら。」

「「おう!」」

「えっえっ、えっ!?」

みづが澄まし顔で取り分けもせずさらり、とそう言うと元気よく答えるろろろとカロ。なんであんたらそんなノリノリなの??こっち状況掴めてないよ??

「姉ちゃ、早く食べないと取られるよー?」

口に頬張ったケーキをごくん、と飲み込みながらろろろに言われる。いや、待って。私主役じゃないの?本日の主役ってこれなんだったの?そもそも誕生日ってこんな戦場みたいなものだっけ?

「お、お前ら……………………」

ぎり、と歯を食い閉めるとぶるぶると手が震える。主役なんだし言いたいこと言っていいよね!


「いい加減にしろーーーー!!!!!!!!!」

静かな夜に私の声が綺麗に響いた。

えーでは改めまして藻歩さんお誕生日おめでとう。なんか変な小説でごめんね。あとPVも結局没にしちゃったしイラストも画質悪いし(心残り)

もう少しで終わっちゃうけど、あなたにとって今日がいい日でありますように。今日と言わずいつまでも。出会ってくれてありがとう。こんな不甲斐ない私だけどこれからもよろしくね。

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