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 ズキズキ、ずきずき。

 すきずき、ズキすき。


 アバラ骨ファイターはひたいにアブラあせをうかべながらはしります。

 ドバどばと、

 ムネからチがあふれますがアバラ骨ファイターはとまりません。


 かれがアシをとめればそれだけひとがしぬのです。

 ヒーローはたちどまることをゆるされないのです。


 ズキズキ、ずきずき。

 すきずき、ズキスキ。


 ついにアバラ骨ファイターはカイジュウにおいつきました。

 アバラ骨ファイターはカイジュウにアバラ骨をつきたてます。

 カイジュウはヒメイをあげました。

 アバラ骨ファイターはなんどもなんどもアバラ骨をつきたてます。

 そのたびにぴゅーぴゅーとチがふきでました。

 チがふきでなくなってもかれはテをとめようとはしません。

 シンゾウをつぶし、ガンキュウをくりぬいて、ハラワタをズタズタにキリサキます。

 それでもカイジュウはまだしんでいないのです。

 カイジュウのからだがじょうぶにできているからです。

 それはシのクルシミをじゅうぶんにあじわえるようにするためです。

 かいじゅうはようやくうごきをとめました。

 アバラ骨ファイターはダラリとウデをのばします。

 アバラ骨にはにくへんがこびりついています。

 そのときカイジュウのシタイはバクハツしました。

 アバラ骨ファイターはふきとばされました


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