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世界が冷たくても、布団は暖かい!

変な作品ですが、よろしくお願いします。

 もし、明日が来ないのだとしたら、どうしますか。

そう問われたのなら私はこう答えるだろう。

「寝る」と。


 これはきっと珍しい回答ではない。

絶望の溢れる現代社会の中で、何か思い立って行動しようと思う人間の方が少ないはずである。

暗い部屋の中、布団にくるまりながら私はそう思った。

高校一年生にして引きこもり、布団の中で何もせずにただぼーっとする生活を続けている。

風呂とトイレ以外は全て布団の中で過ごしていた。

まあ、その風呂も一週間入っていないし、トイレもオムツで済ませようと考えるようになった始末なのだが。

世間一般的に見て、人生の中で最も華やかな時代である高校時代を埃臭い布団の中で終えそうだと言う状況には、流石に危機感を感じるわけなのであるが、それ以前に高校生になるまで生きようとも思っていなかった。

どれだけ頑張ってもやりたいことはわからず、表面を取り繕って人と関わるのにも限界を迎え。

こんな人生、どうなってもよかった。

早く、終わらせたくて仕方がなかった。

しかし、臆病者の私には布団でじっとし続けることしかできなかった。

…何をしていても、辛いことしか思い出せない。それならば、何もしない方がましだ。

もう、寝よう。

この世界は何もかも冷たかったが、布団だけは違う。

ふんわりとした羽毛、滑らかな肌触り、優しい暖かさが私を抱きしめてくれる。

だから、私もそれに応えて抱擁を交わすのだ。

もう、布団しか私を受け止めてくれない。

嗚呼、そんな布団であったら、私も誰かに愛されたのだろうか。

いつもであればない眠気が私を包み込んでいく。

私は、久しぶりに意識を手放した。


暗い部屋の中に、木の軋む音が聞こえる。


きしきし。きしきし。


まあ、夢の中で何かが起きているのだろう。

私は、夢特有の三人称の頭で、気にしないようにしていた。


きしきし。きしきし。


しかし、五月蝿いなあ。


きしきし。きしきし。


音が鳴り止む気配はない。

私は耐えかねて、目を開けた。

そこには、信じられぬ光景が広がっていたのだ。


だ、男女が!?私の目の前で!!?

声にもならない悲鳴が私の頭の中だけに響いた。


最悪だ、私は何を見せつけられているのだろうか。

第一、こんな人たちは知らない。

ピンクの髪に、猫の耳…猫の耳。

前に聞いたことがある。

そういうプレイがあると。

私自身がそれに巻き込まれるとは思ってもいなかった。

そんな変態的プレイを何故、私は見せつけられているのだろうか。

あとこの人たちは今、第三者の前でのプレイを行なっているではないか。

最悪だ、本当に。

というかここは私の家のはずだ、不法侵入ではないのだろうか!?

何故一番先に気づかないのかは置いといて、辺りを見回す。

私の住んでいた国ではまず見られないような、薄汚い木造建築の部屋。

つまり、拉致?

変なことをぐるぐると考えながら、ふと自分の体を見てみる。

下半身がなかった。

というか、上半身もなかった。

視界に広がるのは、埃臭い布団。


どうやら私は永眠して布団に転生してしまったようだ。





自分でも書いていて意味が分かりません。

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