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三頭騎士団合同訓練 その参

 扉を経由して待機室へと侵入する。

 中はかなり広めの白い空間だ。中心部には椅子と半円状の机が置かれ、その上にはキーボードと幾つかの画面が置かれている。


 待機室に侵入した時の扉が綺麗さっぱり消滅した代わりに北方向には真っ白な扉が設置されており、西側には机といくつかの椅子が置かれて簡単な会議ができるようなスペースが用意されている。

 一方東側には簡単な更衣室がいくつかと自動販売機を彷彿とさせる機械が置かれていた。


「とりあえず、自己紹介をしましょうか?」


 半日訓練を共にしたといっても、少なくとも無縫にとってはほとんど初対面といっても過言ではない者達である。

 他の参加者についても所属が同じ者達のことは知っていても、所属が違う者達の情報を知っている可能性は低い。

 そこで、実際に任務にあたる前に簡単に自己紹介と情報共有しておいた方がいいのではないかと無縫が提案し、誰も異議を唱えなかったことから西側のスペースで簡単に自己紹介をする流れとなった。


「まず、言い出しっぺの俺から。内務省異界特異能力特務課でアルバイトをしている庚澤無縫と申します。好きな戦法はギャンブル戦法ですが、剣も魔法も銃の扱いも一通りできます。内務省異界特異能力特務課の訓練システムの構築にも関わったので、何か疑問があれば聞いてください」


「じゃあ、次はウチが自己紹介をするっす」


 少し黒みがかった銀色のショートボブで片目が隠れ、もう片方の瞳は紫水晶(アメジスト)のような輝きを放っている。

 少年か少女か、一目で見分けがつかない中性的な美貌を持つ神秘的な容貌とギャップがあり過ぎるフランクな言葉を発した軽装の悪魔(デーモン)少女(・・)は軽快な口調で言葉を続けた。


「無縫っちは知っていると思うっすけど、他の皆様とは初めましてっす! 今年から対人間族魔国防衛部隊に配属されたミリア=マクスファールっす! 見ての通り軽剣士っすけど、悪魔(デーモン)なので魔法も使えるっす!」


「【天魔の斬翼】の名は轟いている。今年の対人間族魔国防衛部隊には大型新人がいると聞いていたが、君のことだったのだな?」


「誉れ高い魔導近衛騎士団の近衛騎士様に名前を覚えてもらえているなんて恐悦至極っすよ!」


 ミリアの自己紹介に反応を示した左頬から左耳に掛けた古傷が印象的な白銀色の髪と青い瞳を持つ筋骨隆々の純魔族の男に、ミリアが容姿に似合わぬハイテンションな口調で返す。

 ミリアは対人間族魔国防衛部隊の新人、対する純魔族の鎧を纏った男は魔導近衛騎士団に長年所属している近衛騎士――本来であれば、縦社会の魔王軍で騎士に成り立てのミリアが敬語を使うべきところだが、彼女は立場によって口調を変えることなく誰に対してもこのようなフランクな言葉遣いを貫いているらしい。


 これを度胸があると取るのか、礼儀がなっていないと取るのかは意見が分かれるところだろうが、少なくとも彼女に対して冷たい視線が向けられていないところを見る限り、後者の評価は受けていないようだ。

 それどころか、彼女の存在は既にこの会ったばかりのメンバーの中で受け入れられている。気づかないうちに心の距離を縮め、誰とでも友達になってしまう――そういった稀有な才能をミリアは持ち合わせているのかもしれない。


「ミリア殿の挨拶中に言葉を挟んで申し訳なかった。魔導近衛騎士団所属のディージス=モルティザーだ。今年で十二年目になる。見ての通り盾と大剣を扱う守護戦士のスタイルで戦わせてもらっている。魔法は身体強化系と守護魔法が得意だ」


「同じく、魔導近衛騎士団所属の如月(きさらぎ)(あお)と申しますわ。天職の錬成師と土属性、金属属性魔法を組み合わせた【高速錬金術式】と圧倒的な火力による火魔法と雷魔法を得意としています。座右の銘は『攻撃こそ最大の防御!』ですわ!」


 額から生えた黒い角、腰まで届く青い髪、燃えるような赤い瞳。

 思わず誰もが振り返ってしまいそうな美しい容貌に、程よく筋肉がつきつつも女性らしさを失わない体つき。

 近衛騎士の隊服を美しく着こなしたその姿はまさに麗人と呼ぶべきだが、そのクールなお姉様というイメージに反して自己紹介からも分かる通り熱血で脳筋タイプの女性のようだ。


「残るは魔王軍即応騎士団だな。吸血鬼(ヴァンパイア)のジュラキュール=ルスヴァンだ。吸血鬼(ヴァンパイア)の種族特性を活かした血闘術と剣術を融合した独自のものだ。今回のメンバーはそのまま迷宮攻略まで参加すると聞いている。仲良くしてくれると嬉しい」


 腰まで届く金髪に鮮血のような赤い瞳。美しい顔の青年が小さな牙の生えた口に小さな笑みを浮かべる。

 服装は黒い外套を纏った即応騎士団標準装備の軽鎧に同じく即応騎士団標準装備の剣だ。


 明らかに私服と思われるシャツとズボンに二振りの装飾が施された剣を持つミリアや自前の黒い鎧を纏って特注の剣と大盾を持つディージスがいるため、装備という点においては特段目立つところはない。

 この点は蒼も同じだが、彼女の場合は帯刀するべき剣を持っていないため別の意味で異質である。


「同じく魔王軍即応騎士団所属のコンスタンス=ダルタニャンよ。加速魔法と軽量魔法を組み合わせてとにかくスピードを追及した双剣士スタイルで戦わせてもらっているわ」


 猫を人型に寄せて二足歩行させたような容姿を持つ猫人間(ウェアキャット)の女性で灰色の毛並みと澄んだ青い瞳を持つ美しいプロポーションの女性騎士は同性すらもコロッと逝ってしまいそうなイケメンスマイルを浮かべた。

 彼女も即応騎士団標準装備の軽鎧を纏っており、宣言通り二振りの細剣(レイピア)が腰に括られている。


「さ、最後がわ、私でいいんですか!? わ、私はし、シエル=コニッリアと申しましゅ!! ま、魔王軍即応騎士団新人です! あ、足を引っ張ってしまうと思いますが、よ、よろしくお願いします!!」


 明らかに緊張していることが分かる震えた声音で途中噛みながらもなんとか自己紹介を終えた女性はぴょこんと生えた真っ白な兎の耳、腰まで届く空色の髪と同色の瞳が印象的な兎人(ラビットバニー)の少女だった。

 深い海を思わせる群青色のワンピースを纏っただけという簡素な装備で、防御面はお世辞にも十全とはいえない。……が、それは彼女がそもそも防御を必要としないからに他ならない。


 その手に握られているのは、彼女の身長の二倍は超えるほどの長さの棒――否、棒の先には巨大なナニカが溶接されている。

 簡単に言ってしまえば、彼女の持つ武器は自分の身長にも匹敵するほどの大きさの巨大な『戦鎚』なのである。彼女はこの『戦鎚』を駆使して既に魔物の大襲来(スタンピード)で武功を挙げており、【戦鎚の兎夜叉】の二つ名を手に入れていた。


「【天魔の斬翼】に、【戦鎚の兎夜叉】……やはり迷宮挑戦メンバーに選ばれるだけあって新人も含めて素晴らしい人材が揃っているようだな」


「ディージスっちの仰る通り……って言いたいところっすけど、無縫っちに比べたら霞んでしまうっす。既に本気の魔王軍幹部を半数も撃破しているって前例がないことっすよ!?」


「……まあ、俺は色々な世界を渡って魔王とかとも戦ってきたので、それなりに戦えて当然なんだけど。……では、自己紹介も終わったところで武装追加とルール設定タイムにしましょうか? この部屋と反対側に武装があるので武器を追加したい場合は武装提供機――あの四角い箱にボタンがついているので、望む武装の下にあるボタンを押してみてください。部屋の設定は俺がしてきますので、武装追加の希望がなければここでゆっくりしていてください」


「……作戦とか立てなくていいのか? まだ挨拶しただけだと思うが」


「ディージス殿、仰ることはもっともですが……二つの理由から全体で作戦タイムを取るのには反対です。一つはまだルールが決定していないこと――戦闘の舞台も敵も、勝利条件も決まっていない状況ではしっかりとした作戦など立てれないからです。そして、もう一つ――俺はこのシステムを内務省に務める元クラッカーのエンジニア、豺波(さいば)(はじめ)さんと共に構築しました。テストプレイを含め、何度もルールを変えて挑戦しているので攻略方法はほとんど把握しています」


「……あっ、そうだったな。無縫殿が作戦会議に参加したら意味がなくなるのか」


「流石に助言くらいはしますけどね」



 無縫が中心部のコンピューターで訓練の設定を進める中、ディージス、ジュラキュール、コンスタンス、蒼の四人は西側の会議スペースで簡単な作戦会議を進めていた。

 といっても訓練の具体的な情報はないため、戦闘時に連携を取るために戦い方の情報共有を行うのが目的である。


 一方、ミリアとシエルの二人は無縫が席を立つタイミングで席を立っていた。

 中でもミリアは武装について興味があるらしく、無縫に武装提供機についての説明を受けてからワーブウェポンや指向性音響共振銃を実際に取り出してみては起動して使い心地を試している。


 一通り武器について確認をし終えた後、ミリアとシエルは作戦会議には加わらず無縫の近くにやってきた。

 無縫が操作するコンピューターの画面に興味津々で無縫の背後から二人して画面を覗き込んでいる。


「本当に色々と設定できるっすね。……細か過ぎてよく分からないっす」


「まあ、あらゆる状況を想定した訓練が行えるのがウリですから。大まかに分けると、『戦場はどこか』、『敵は誰でどれくらいの数がいるのか』、『勝利条件はなんなのか』、この三つの要素に集約できます」


「しょ、勝利条件というのは、具体的に、ど、どういうこと、なのでしょうか?」


「例えば、俺達を敵を殲滅する殲滅部隊のようなものと仮定するのか、それともたまたま戦場となった場所にいた非番の戦闘員で、もうすぐ精鋭部隊が駆けつけてくるのでそれまで持ち堪えればいいという立場なのか……この二つの立場では勝利条件が違うことはお分かりですよね?」


「制限時間の間だけ敵の攻撃を阻めばいいのか、それとも敵の殲滅が主の目的か、という違いっすね。防衛か攻撃かと言い換えることもできるっす」


「今回は人数も揃っていますし、防衛戦やるよりも迷宮攻略見据えてしっかりとした戦いをしたいところなので、小規模のエリアで小規模集団と戦闘するのが良さそうですね。……折角なので、単一の戦力ではなく複数の勢力の混成パーティと戦うのも楽しいかもしれません。ネガティブノイズ、地底人の無人兵器、ロードガオンのワーブリス兵の混成パーティと戦ってみましょうか?」


「なんかさりげなく鬼畜な設定にされた気がするっすけど……戦場はどこにするっすか? この自衛軍中央病院ってところとか、良さそうっすけど」


「そこはやめておいた方がいいかな? この訓練はより現実世界で起こりうるシチュエーションに近いものが設定されている。普通の戦いでは敵とサシで戦える状況になる方が珍しい。例えば街で戦えばどうなるかな?」


「み、民間人も、巻き添えになってしまいます!!」


「シエルさんのいう通りなんだ。で、君達にとっては不服かもしれないけど、訓練施設内の民間人の人間も戦闘から守ってもらわなければならない。まあ、適当に頭の中で守らなければならない味方の魔族にでも変換しておいて貰えばいいよ」


「そういうことっすね……より実戦的な訓練ってそういうことっすか。普通の訓練だと民間人が巻き込まれる可能性のある訓練ってまずできないっすから、確かにこれは貴重な経験っすね。でも、大切な訓練だと思うっすよ。肝心な時に民間の非戦闘員を守れなければなんのために騎士やってんだ!! っていう話っすから!」


「で、病院ってのは、負傷した人や病に苦しむ人達が治療を受ける場所なんだ。多くのベッドの上には動けない非戦闘員が沢山いる訳で……彼らを全員守るのは」


「この人数だと難しいっすね」


「訓練だから見捨てていい、なんて考えになる人がいないと思いたいんだけど……そういう思考になる人がいる場合に備えて非戦闘員が死亡した際にはペナルティが発生する。敵とのタイマンがしたいならそれ専用のモードがあるからそっちを利用するようにって棲み分けがしてあるんだ。ただ、タイマンだと今回の訓練の趣旨には合わないから」


「で、できる限り守るべき人が少ない、狭い場所を選ぶのがいいということですね?」


「そういうことになるね」

◆キャラクタープロフィール

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・ミリア=マクスファール

性別、女。

年齢、二十四歳。

種族、悪魔(デーモン)

誕生日、三月十八日。

血液型、AB型RH+。

出生地、クリフォート魔族王国ケムダー区画。

一人称、ウチ。

好きなもの、珍しい武器、ワーブウェポン。

嫌いなもの、デスクワーク。

座右の銘、特に無し。

尊敬する人、特に無し。

嫌いな人、特に無し。

好きな言葉、特に無し。

嫌いな言葉、特に無し。

職業、対人間族魔国防衛部隊新人騎士。

主格因子、無し。


「【天魔の斬翼】の異名を持つ対人間族魔国防衛部隊の大型新人。少し黒みがかった銀色のショートボブに、紫水晶(アメジスト)のような瞳を持つ。少年か少女か、一目で見分けがつかない中性的で神秘的な容姿だが、口調はフランクそのもので語尾に『っす』とつける軽快な口調は容姿との間でギャップを引き起こす。魔法に秀でた悪魔(デーモン)ということもあって基本的には魔法剣士タイプだが、ワーブウェポンを手に入れてからはワーブル主体の戦闘を得意とするようになった」

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-----------------------------------------------

・ジュラキュール=ルスヴァン

性別、男。

年齢、二十九歳。

種族、吸血鬼(ヴァンパイア)

誕生日、十一月八日。

血液型、O型RH+。

出生地、クリフォート魔族王国エーイーリー区画。

一人称、俺。

好きなもの、ブラッドソーセージ、トマト。

嫌いなもの、トマトケチャップ、トマトジュース。

座右の銘、堅実なる戦い。

尊敬する人、ブラム=ルスヴァン(曽祖父)。

嫌いな人、特に無し。

好きな言葉、特に無し。

嫌いな言葉、特に無し。

職業、魔王軍即応騎士団所属騎士。

主格因子、無し。


「腰まで届く金髪と鮮血のような赤い瞳が印象的な吸血鬼(ヴァンパイア)の男。血を操る力を持つ吸血鬼(ヴァンパイア)の中でも血液を瞬時に凍結させる術を編み出したルスヴァン流血刀術の継承者。曽祖父にしてルスヴァン流の初代であるブラム=ルスヴァンを尊敬している」

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・コンスタンス=ダルタニャン

性別、女。

年齢、二十八歳。

種族、猫人間(ウェアキャット)

誕生日、二月二十二日。

血液型、A型RH-。

出生地、クリフォート魔族王国アクゼリュス区画。

一人称、私。

好きなもの、猫、お粥。

嫌いなもの、シュールストレミング。

座右の銘、「疾風怒濤」。

尊敬する人、エスクード。

嫌いな人、特に無し。

好きな言葉、特に無し。

嫌いな言葉、特に無し。

職業、魔王軍即応騎士団所属騎士。

主格因子、無し。


「猫を人型に寄せて二足歩行させたような容姿を持つ猫人間(ウェアキャット)の女性で灰色の毛並みと澄んだ青い瞳を持つ美しいプロポーションの女性騎士。加速魔法と軽量魔法を組み合わせ、スピードを手数を追及した双剣士スタイルを確立している。実は騎士としてエスクードを尊敬しており、魔王軍即応騎士団への所属を決めた理由もエスクードが団長を務めていたからである」

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-----------------------------------------------

・シエル=コニッリア

性別、女。

年齢、二十四歳。

種族、兎人(ラビットバニー)

誕生日、三月三日。

血液型、AB型RH-。

出生地、クリフォート魔族王国ツァーカブ区画。

一人称、私。

好きなもの、人参サラダ、鹿肉のステーキ。

嫌いなもの、特に無し。

座右の銘、特に無し。

尊敬する人、特に無し。

嫌いな人、特に無し。

好きな言葉、特に無し。

嫌いな言葉、特に無し。

職業、魔王軍即応騎士団所属新人騎士。

主格因子、無し。


「基本的に優しく温厚な性格の者が多い兎人(ラビットバニー)の中でも騎士団所属を選んだ変わり者。ぴょこんと生えた真っ白な兎の耳、腰まで届く空色の髪と同色の瞳が印象的な少女。深い海を思わせる群青色のワンピースを好んでおり、騎士団の任務でも着用している。本人の性格は温厚だが、戦闘スタイルは豪快の一言で身長にも匹敵する『戦鎚』を得物としている。即応騎士団所属一年目にして【戦鎚の兎夜叉】の二つ名で呼ばれており、【天魔の斬翼】の異名を持つ所属違いの同期のミリアと共に大型新人としてその名を知られていた。そのミリアとはエーイーリー区画での三騎士団合同訓練において友情を育むこととなる」

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・ディージス=モルティザー

性別、男。

年齢、三十三歳。

種族、純魔族。

誕生日、八月九日。

血液型、A型RH+。

出生地、クリフォート魔族王国シェリダー区画。

一人称、俺。

好きなもの、ジビエ料理。

嫌いなもの、特に無し。

座右の銘、「鉄壁の守り」。

尊敬する人、ゼクレイン=ニーズヘッグ。

嫌いな人、特に無し。

好きな言葉、特に無し。

嫌いな言葉、特に無し。

職業、魔導近衛騎士団所属近衛騎士。

主格因子、無し。


「左頬から左耳に掛けた古傷が印象的な白銀色の髪と青い瞳を持つ筋骨隆々の純魔族の男。盾と大剣を扱う守護戦士のスタイルで身体強化系魔法と守護魔法を得意としている典型的な守りの騎士」

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如月(きさらぎ)(あお)

性別、女。

年齢、二十八歳。

種族、鬼人。

誕生日、二月二日。

血液型、AB型RH+。

出生地、クリフォート魔族王国アクゼリュス区画。

一人称、私。

好きなもの、可愛いもの、ぬいぐるみ、スイーツ。

嫌いなもの、胡瓜の糠漬け。

座右の銘、攻撃こそ最大の防御。

尊敬する人、曼珠=ラジアータ=緋月。

嫌いな人、特に無し。

好きな言葉、特に無し。

嫌いな言葉、特に無し。

職業、魔導近衛騎士団所属近衛騎士。

主格因子、無し。


「額から生えた黒い角、腰まで届く青い髪、燃えるような赤い瞳。思わず誰もが振り返ってしまいそうな美しい容貌に、程よく筋肉がつきつつも女性らしさを失わない体つき。近衛騎士の隊服を美しく着こなしたその姿はまさに麗人と呼ぶべき容姿である。クールなお姉さんという見た目に反して戦闘スタイルは脳筋寄りで攻撃こそ最大の防御であると考えている。天職の錬成師と土属性、金属属性魔法を組み合わせた【高速錬金術式】と圧倒的な火力による火魔法と雷魔法を得意としている」

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