表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

歌姫・歌手・歌シリーズ

妖精はオルゴールの歌手になりたい

作者: リィズ・ブランディシュカ



 僕達は妖精。


 人の目を盗んで生きている。


 見つかったら大変だから、細心の注意を払いながら毎日生活しているよ。


 標本にされたり、見世物にされたり、実験台にされたりするのは嫌だからね。


 そんな僕達は箱が大好き。


 隠れ潜んできた歴史が遺伝子に刻まれているのかもしれない。


 段ボール箱やティッシュ箱、お菓子の箱、いろいろな箱が好き。


 妖精によって、好みが違うけど、僕は色んななかでも音楽が響く箱が好きかな。


 オルゴール箱っていうやつ。


 隠れ潜む生活は気分が憂鬱になりやすいけど、そんな時音楽があると日常がぱっと華やかになるんだ。


 自分で歌詞を考えて歌うのも楽しい。


 小さな箱の中にある、人間たちの知らない音楽ステージ。


 たくさん練習して、いつかたくさんの妖精たちの前で歌いたい。


 オルゴールの音楽で歌う歌手になれたらいいな。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ