表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/49

『次』を紡ぐのはいつだって新入社員 ②

「 ねぇ! あんたの達成条件は何? さっさと教えて! とにかく、このチームで組まされた以上、協力し合わないとまた落ちちゃう(・・・・・)でしょ?」





脇腹が痛む

それはもうズキズキとだ、、、


こいつは寝起きにいきなりピーチクパーチクさえずっているが、

痛みと怒りで何も頭に入ってこない



わかってんのか?



寝起きにトーキックかましてくるやつに、

目覚めてホイホイ素直に質問に答えられるやつなんてそんなにいない





だがしかし、


『 起きたら知らん場所 』は経験済みなのでそこまで驚くことなく周囲を観察する

こういう『状況把握』が大事なのは今までの経験上、いやというほど感じてきた




、、、 MOSのくそ野郎が 1

白一色の服装、たぶんこいつはリュウタッキーのやつらか?  1

ガチムチでオレンジ色のシンボルをあしらえるあいつ  キライ家か 1





!!!?




おい!  どっ!


おら!!  どぐっ!!


いつまでぼーっとしてんだよ!!  どっ! どっ! どっ!




なんとなくかっこをつけて現状を把握中に、

みぞおちにきれいにトーキックがめり込む




「 みんなすぐに起きてんのにおめーら『負けど』はほんっとにのんびりしてんな!

置き去りにしてあげないだけありがたく思えよ! この野郎!」



「ゲっ、ガハっ、  ぐっ、ぐっ、ぐっ」



48発、、、絶対忘れない。。。








$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$








MOS野郎が言う


「 今回が初めて(・・・)の人はいる?

効率的にクリアするために確認しておきたいんだけど 」



キライ家がサッと手をあげる

「 あたしは初めて もし知ってるんなら教えてほしいんだけどさ、


ここってやっぱ異世界?」



あ、こいつもやっぱ食材の調達場所が『異世界』だってのを知ってる感じだな



マケド以外にも多くのファストフードがあるが、どこも同じように調達先が異世界だってのは共通してんのか?

、、、  質問してくれたやつのおかげで、少しわかったことが増える






!!!!?






おい!  がっ!


おら!!  がっ!!


何ガードしてんだよ!! 負けどのくせに!!  がっ! がっ! がっ!



53発、、、



いきなり蹴ってきたくせに、キレてる









「 おめーも初参加だろ? なに経験者みたいな雰囲気だしてんだよ!

さっさと手をあげろ!」


選民野郎だけど、一応『女子』なので  、、、、、、、、まだ我慢する






「 ぼ、ぼくも初めてDETH、、、」


下唇が、上唇の殺意を隠すように、ムスッと答える







「 最後までのんびり寝てた上にトロいんだよ! 負けどが!」







うん、決めた


絶対仕返ししてやる







$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$







近況報告をしてみると、どうやら俺とキライ家以外の2人は経験者なようだ


MOS野郎は今回で3回目

リュウタッキーは今回で2回目


選抜試験はランダムにチームを組まされて、

それぞれの達成条件をみんながクリヤすると、晴れて合格となる模様





くすっ、、、


あいつ、3度目かよ





!!!!!?





おい!  がっ!


おら!!  がっ!!


何ガードしてんだよ!! 負けどのくせに!!  がっ! がっ! がっ!



「 あたしら MOS の達成条件はけっこう難易度高いんだよっ!


おめーらと違ってな!」



がっ! がっ! がっ!



61発、、、



何にしても、選抜試験を合格したいのはみんな一緒だ

こんなやばいやつをこれ以上怒らせないようつとめて笑顔で、

そして落ち着いて質問してみる


「 その『達成条件』ってどうやって確認するんですのさ!!!」


がん開きの目、少しだけ口の横から泡がたれる

むかつくあまり少し気持ちを抑えることができなかったようだ

それに女の人としゃべるのに慣れていないせいか変な敬語がでてしまう





MOS野郎が少し引き気味に答える

「 、、、まじできもいわ ポケットの中に紙切れが入ってんだろ?

『私の達成条件は何?』って念じろ 」





、、、きんも 何言ってんだこいつ ファンタジー系のおつむかよ

だから3度も落ちるんだよ!!  


まばたきせず怒りをこらえながら じっと見つめる


、、、ふふ    おっと、笑いはこらえられなかった





おい!  がっ!


おら!!  がっ!!


~~~!!! 何ガードしてんだよ!! 

きもい負けどのくせに!!  がっ! がっ! がっ!


「 説明がめんどうなんだよ! さっさとポケットをまさぐれ!

いっつもヤってることだろーが!  

いつものようにまさぐれ!! ごみ! かす!」




、、、66発

むかつくことゆってたから 67発にしておこう




激しく罵られながらまさぐることを強要されるなんて、、、 

なんて日だよ  、、、しかもこんな複数人に見られながら


初めてのことに戸惑いつつ、とりあえずポケットをまさぐってみる、、、


そしたらあった

変な紙切れ



そこにはこう書かれている



『 テリーの討伐 1匹 』

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ