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第3章  共同作戦 ⑩  受け継ぐもの  魔王とゆうが  CM 3






ザザッ  前に2人、そいつらの後ろにさらに3人  それらが俺の行く手を阻む


「 お前が魔王だな ?! 今日こそ年貢の納め時だっ!! 」


、、、  おれにプライベートはない














ムカつく野郎どもだ      またこいつらか












こいつらを今までに散々   散々 ぎったぎたにしてきた

それなのにいつまでもいつまでもいつまでもいつまでもいつまでも

流れ作業のように薄汚く湧いて出、  流れ作業のようにぎったぎたにしてきた














俺は      マオ・ウー     マオっ⤴ ・ ウーだ














独り空間でのんびり用を足したいのに、

こいつら便所虫どもは所かまわず湧いて出てくる


 、、、 まさに所かまわずだ






どんどんどんっ  ばたんっ


「 お前が魔王だな ?! 今日こそ年貢の納め時だっ!! 」


  、、、 マオ・ウー(おれ)にプライベートはない  一応二度言おう






  、、、 俺の生まれた地域じゃ昔は便所に扉なんてなかった

  ほんとに気さくな環境でよぉ うんぴっぴしながらよく会話をしたもんだ

  それが当ったり前でよぉ  、、、ほんとに懐かしい時代だったんだよなぁ






だが、時代の移り変わりで

いつの間にか扉が設置されるようになってよぉ


時代の移り変わりで

いつの間にか扉がないと妙に落ち着いて用を足すことができなくなったんだわ


だけどよ、なんだかんだ俺が生まれた素朴な地域周辺じゃ扉が設置されるようになったものの『 鍵 』なんてなかった

なんで扉があるのかさえわからなかった、、、  そんな時代だぁ







時代(技術)も移り変わってよ  ある日 水洗 と出会ったんだ

あれにゃ ひどくうろたえたもんだ


   穴吹き後をどこに捨てればいいんだよ!?

  便所がつまんだろーがよっ!!


実際に時代の運びに合わせ、水洗が当たり前になった時代になろうとも、


  つまるときゃつまる


そんな出会いを果たし、そしていくら時が流れようとも俺の気持ちは流されない

表面張力でなんとか保たれてる和平に慎重にチョコレートを乗せる


  いつ溢れるのか

  いつ決壊するのか    、、、気が気がじゃない


俺はその辺にポイ捨てするような配慮に欠ける行いはしない

俺の()()が次世代に与える影響をどうしても考えてしまう


  、、、、


まぁ、つまり、 少し前までは扉に鍵なんてもんがなかったからよ

さっきみたいなこと(便所凸)が起きるわけだ





   ふ ~ ~ ~ 、、、





深くため息をつき、穴吹き箱(使用済み紅茶BOX)にいそいそと紙を投げ捨てる






   あれからどれだけの時が経ったのか、、、






今や穴吹き箱はなく(息苦しく)なり、当たり前に多くの地域で(個の意見が)水で流せる(無理やり尊重される)時代になった


今になり、しみじみと想い出に耽る

人様のプライベート空間に凸してきたこいつらをどう痛めつけてやろうか


  ただただ想いに耽る日々の繰り返し









$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$








こいつら頭のおかしい外来種に、俺の国のネイティブな発音を求めても無駄だ

なんせ世界は広いし、同じくらい文化や言葉の壁はでかい

誰だか知らんが マ・オウ⤵(馬王) をひどく探しているらしい




  多分   "馬王爺(马 神 爷)"  だな


  迷惑な人違いだ    そしてあいつはやたら足が速い


  そーゆー(足が速い)奴に ド がつくほど盲目的に M になりやがる  小学生かよ


  あいつのことだから まぁたどっかで気の赴くままに生き(ドMっ)てんだろうな







そして、、、







風を頼りになぜか俺の居場所を特定し、 どんどん湧き出る便所虫ども

昨今のSNSはほんとに怖いと感じる   こいつらも怖いが特定班も怖い










たたたたたたっ たたたっ  たたっ  たたたたっ

ど        う     し    て


たたたたたたっ たたたっ  たたたたたっ

ぼ       く     の


たたっ     たたっ   たたっ  たたたたっ

い       ば     し    ょ


たたっ  たっ  たっ  たたたっ  たたたたたっ

が    わ   か   る     の ?









どうやって俺の居場所を調べ上げているんだ?

慣れない手付きで しまーとほん / エゲレス生まれの舶来品を操作する


どうやって個情特できているのか もはや感動すら覚える









  ピーロンっ    今  お前の後ろにいんだよ www









3分ほど眺めていた しまーとほん に表示される突然の通告


  ヒュバっ


高速で身辺調査を行うも気配は感じない

まじかよ、、、  俺の 本気 は半径 1km を網羅する

"3秒ルール" の拾い食いさえも刹那に感知できる精度だと自負している









どんな困難にも対処できる自身はあるが


昨今の急激な時代の流れには追い付けないことを自覚してしまう









たたたたたたっ たたたっ  たたっ  たたたたっ

ど        う     し    て


たたたたたたっ たたたっ  たたたたたっ

ぼ       く     の


たたっ     たたっ   たたっ  たたたたっ

い       ば     し    ょ


たたっ  たっ  たっ  たたたっ  たたたたたっ

が    わ   か   る     の ?


慣れない手付きで教えを乞う






  ピーロンっ    今  お前の後ろにいんだよ www





  、、、  これを3度繰り返された頃にようやく(バカにされてることに)耐性がついた(気が付いた)









$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$









ふぅ ~ ~ ~  ってか『 せ 』と『 世 』って似てんな


おちょくってきた奴の(いろんな意味で勇者)に腰を下ろし、ふと気がつく









「 せ界はなんだかんだ愛に溢れている 間違いがあるかないか答えよ 」

こんな問題を移民希望の奴ら向けの検定試験に出題したい


「 Oh ~~っ NO ー ー ー !!! 」

とか叫ぶ外来種のつらはきっと飯うまだろうな


ひらがなとカタカナの『へ』ぐらい絶妙だ

生きていれば気づくことも増えてくる









  、、、が   ぶっ殺してやりたくなるぐらいどうでもいい









  ー ー ー 話を戻そう


誰しも家庭菜園をしたことがあるだろ?

俺の場合なら大好きな大好きなカイワレ大根だ

すぐに育つし健康にもいい  最近は納豆に刻んで混ぜるのがMyブームだ

そして頑張って育てた植木鉢を持ち上げるといつの間にか湧くこいつら

どこからか自然とやってきていつの間にか湧く便所虫ども







  ー ー ー これがそいつらだ


「 今日こそお前を倒して  世界を平和にする!!!!」







はぁ、、、


どいつもこいつも出会えばおんなじことをピーチクパーチクと、、、

その上、群れて粋がりやがる    こいつらはだいたいは五人組だ

1人、、、 過去に1人や2人で挑んできたやつもいたっけか

なかなかガッツがあるやつだった  今もうっすら覚えている


まぁ 基本的にこいつらは数がそろうと現れる

こいつら外来種は徒党を組んだ途端になぜかその国の自治体ルール、お国ルールに目覚めて布教活動をするらしい

どうやら年貢()を納めないやつを相互監視し、密告して報酬を得る生業のようだ









こいつらの性質は こいつらとの数えきれない邂逅から少しわかってきた


ー ー ー  群れた途端   粋がりやがる









右手で  チョイ チョイ する


言葉はいらん  今までそうだった  ずっとそうだった


だから慣れた手先で挨拶を送る  









これだけ(チョイチョイ)は『 共通 』で分かり合えるようだ







$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$







いつものように年貢を取りそびれた屍に腰を下ろし、 少し物思いにふける


はじめの頃は、なぜいきなり戦いを挑んでくるのか問いただしたことがあった

何か誤解があるのかもしれない  何かちょっとしたボタンの掛け違いのせいで

不要に、  無駄に憎しみられてしまっているのではないか、、、



憎しまれる?  憎しみられる?    、、、どうでもいい



とにかくだ  なぜ無駄に喧嘩したがるのか、なぜ無駄に死にたがるのか、

ほんとに  ほんとうに不思議だった  何度か対話の努力を続けてみた

だが、今や乾いた笑いばかりだけがあいつらの墓標に木霊する



初めて出会った頃だったか、対話の努力を続けていた昔を思い出す

だが会話にならない  まるで会話にならなかった

やれ 「 なぜ侵攻するんだ 」 だの

やれ 「 町の人々は苦しんでいる 」 だの、、、






俺は侵攻なんてしてないし、

町の人々が苦しんでいるのはその領主の采配次第、その国の仕組み次第だろうがよ


そして言葉の壁はでかい  その上こいつらの気性や法制度にも問題がある

おそらくだが年貢の再分配がうまく機能しない場合は他国への強制援助を是としているお国ルールなのかもしれない

それらが輪をかけて分かり合うことを困難にしている









いくら糸を紡ぎ合わそうともそれは布にはならない

ほどけて、たこ結びになっていくばかりだ









あぁ っはっ はっ!!   笑える!  笑ってしまう!!


つまるところよ  結局のところよ   上辺ではあーだこーだ戯言を言ってよ?


これだろ?    結局 本音はこれ









『 従え  この国(おれ)に貢献しろ  金をよこせ 』   そう結論付けた









強制的なお布施を求め、 それを断ると戦闘しなくては気がすまない教義、

そういう国民性とかお国ルールとかなんだろう?


ばからしくてあほらしくて笑える 根絶やしだ 根っこから絶やすしかない


こいつらとの幾度もの出会いを  幾度もの戦闘を繰り返すうち、

対話は無意味だと感じたころ   チョイ チョイ  をするようになった

会話は無駄なのだ     









    ー ー ー  こいつらに対話は無駄だ









はぁ、、、   また次のお客さんだ


いつものように  チョイ チョイ  する









俺から金を巻き上げたきゃよ?  力づくで黙らせてみろよや  あぁん 笑



ズッ  ドドド   ゴキャ  ぱきん  ぶちぶちぶちっ



いつものように外来種との日々が今日も繰り返される











そんな日々、  そんな日常を繰り返す

一体どんだけ繰り返してきたのか、  一体自分がいくつなのか

わからないし、 気に留めるような生き方でもない


当たり前にそんな日常を繰り返す日々

たまたまだ   たまたま成り行きでフルドラの滝近くにいた際、


そいつらと出会った










外来種にしてはなかなか ガッツ があんじゃねぇかよ

俺だっていつもならこねぇよ こんなとこ







    、、、 にしてもよ、  てめぇ   















何  、、、泣いてんだよ















      外来種にも感情とか事情とかあんのか?













お、  俺の  ぐすっ    俺の大好きなおじいちゃんが

死にそうなんだよ  ぐすっ ぐすっ









急に目頭が熱くなる









ひどい毎日だった  ひどい世界、  ひどい日々、


延々と続くムカつく人生


うんぴっぴを覗かれた想い出、、、


そんな日々を生きてきたせいか




ちょっとした感動シーンを見ただけで目頭が熱くなる




最近じゃ道端の羊の出産を見ただけで『いいね』を押してしまう

涙もろくなったのか?  ひよったのかよ、、、

なんでこいつら外来種にこんな感情が湧き出んだよ









マオ・ウーとゆうが、 ルーテーが



深淵で縁をつなぐ






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