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『次』を紡ぐのはいつだって新入社員 ①

おい!  どっ!


おら!!  どぐっ!!


起きろ!! どっ! どっ! どっ!









凪折りさん、、、むちゃ痛いけど嫌いになれないです。。。


素敵な夢を見ていた

それはそれは素敵な夢だ  大好きなあの人と2人だけの世界


今年初の雲を見て    お互いの感じたことをお話ししたり、

今年初の梅雨に濡れて  洗濯物の生乾きに苦笑したり、


好きな曲自慢を、 好きな映画自慢を、

仕事が終わって、 お風呂に入って、 おご飯を食べて、

準備万端の21時に繰り広げたりするんだ


途方に暮れるほど長く続く2人だけの時間、

だけどすごく短い世界  そんな2人だけの世界


同じものを聴いて、  同じもの見て、

感じ合ったことのちょっとした些細な食い違いでじゃれすね合ったりする




そんな2人だけの世界




ライフスタイルの違う2人が愛し合って結婚した時ってさ

きっとこうやっていろんなことがあってさ

ケンカしながらも新婚生活を高めていくんだろうなぁ , , ,









、、、 凪折りさん  好きです


ほほに  たった1人のあの人のための涙が流れる









うらっ!    どっ!


うぉらっ!!  どぐっ!!


うぉきろっ!!  どっ! どっ! どっ!









おっとっと  暴力は禁止 禁止

勢い余って恋がもつれる    凪ぃ ?   暴力は禁止 禁止


切なくって、  でもこんな風に自分にだけ『 自分 』を見せてくれる 凪

嬉しくって、  でも今後を考えるとあばらを鍛えなきゃって思っちゃったりして


二人の時間が重なるほどにどんどん想いはつのる







どんどんどんどん    脇腹が痛くなる、、、







   は?   脇腹 ???    痛った


まどろみ  夢見心地の世界が     少しずつ覚醒する









「 ひゃっ はぁっ 」   


覚醒した意識に飛び込む衝撃的な映像に身体が硬直する

受け止めることができない現実に 心 が止まってしまうのだ


助走をつけ  喜んでトーキックを放とうとする醜悪なツラ

寝起きに『それは』初見殺しだ  対応できるはずがない



おい!  どっ!


底辺ファストフード野郎!!  どっ!


起きろ くぅらっ! どっ!









生命の危険にさすがに目が覚める


白と青を基調とした、如何にも『お上品』な制服を着たカスが

俺の横腹をトーキックで蹴飛ばしている


「 ゲっ、ガハっ、  ぐっ、ぐっ、ぐっ 」


遠慮ないトーキックに目が覚めるどころか情けない我慢汁が声から漏れる






信じられない

痛みをこらえて考えてみてほしい






今まで、横っ腹をトーキックで蹴られて起こされたことがある日本人がどれほどいたか、、、


「 ゲっ、ガハっ、  ぐっ、ぐっ、ぐっ 」






前日までは、店長やみんなからすんごい期待をされて、聖社員研修を受けるために

わけもわからず前日はサプライズを期待して眠ったのだ


「 ゲっ、ガハっ、  ぐっ、ぐっ、ぐっ 」






そしたらこれだ、、、


「ゲっ、ガハっ、  ぐっ、ぐっ、ぐっ」






「 いつまで寝てんのよ! あんた童貞なの!? マケドの奴らって

ほんっと『 負けど 』よねっっ 」


ガっ!  ガっ!  ガっ!


逆に聞きたい  いつまで蹴るんだよ!!








起きたばかりだがこれはさすがにわかる








こいつらは Magnificent Original Style  通称『 MOS 』

自分らを優越種と信じて疑わない選民野郎どもだ

マケドの敵対企業である






ガっ!ガっ!  ガっ!ガっ!ガっ!


「 ゲっ、ガハっ、  ぐっ、ぐっ、ぐっ 」






「 おい!  まともに『ら行』すら喋れないあいつはどうした!? 」


ガっ!ガっ!  ガっ!ガっ!ガっ!!






、、、こいつら、いつものことだが正論すぎてむかつく!

たしかにそうだけども!!!


「 ゲっ、ガハっ、  ぐっ、ぐっ、ぐっ 」






時間軸と余事象をわかっていない発言を軸に

正論を振りかざし みぞを蹴り上げるこいつ

質問から逆算し、『 これが現実 』であることを嫌でも感じる


だが、その根本は破綻している


ー ー ー   あいつは今や  さ行もま行も置き忘れてしまっている


これらのことから、 こいつは彼との苦い思い出が過去にあることはわかったが、

彼の『 現在(まともにしゃべる)をわかっていない(ことができない)ことがわかる(ことをしらない)







いい加減トーキックをやめろ!!!!






人生で初めて、おおきなおおきな奇声をあげて転げまわる

『 xほあ@:えd:lkんdん:ヴぁえ 』


トーキックしていた奴はやっとトーキックをやめてくれた






「 ほんっと、『負けど』のやつらって。。。  まぁいいわ

あんただって合格したいでしょ?  さっさと準備して 」






なんか文脈的に如何にも『俺のため』感を出してるだろ?


でも絶対仕返ししてやる


俺は場の雰囲気に流されないタイプなのだ

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