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第2章  引率 ⑫  春

$$$$$$$$$$$$$$$$$$$



絶望的だ、、、



突き飛ばされた俺の右肩や太ももにはナイフが刺さっている

さらにあちこち裂傷だらけだ

もちろん木製を握るのも困難なほどに、、、







ぼ~~~~っとするなか、


俺を逃がすために身代わりになってしまったパイセンを見る







片腕の指がいくつか吹き飛んでいる、、、


残りの片腕は十手と一緒に既にどっかに転がっている








トンっ   トトトトトッ









視線を下す、、、

絶望的だ、、、




追加で両足にいくつものナイフが刺さっている、、、








チャラ男Bは両手と両足を地面に固定され、動けずにうずくまっている








及第点はもっとひどい


即座に、腹部に生えたナイフ周辺に『応急処置』はしたものの

もはやまともに動くことなんてできていない













死ぬのか、、、








$$$$$$$$$$$$$$$$$$$







少し、  たった少し、  ほんの数分前に戻ってみる、、、






ガインっ!ガインっ!  ざしゅっ ざしゅっ!!  ガインっ!ガインっ!

ガインっ!ガインっ!  ざしゅっ ざしゅっ!!  ガインっ!ガインっ!

ガインっ!ガインっ!  ざしゅっ ざしゅっ!!  ガインっ!ガインっ!

ガインっ!ガインっ!  ざしゅっ ざしゅっ!!  ガインっ!ガインっ!







気味の悪い花嫁衣裳を嬉しそうに着飾るチャラ男A







『残り』の生を吹き返すように、血しぶきを上げながら立ち上がるパイセン


激昂し、カバーするよう立ち回るチャラ男B










ただ、 そう、  ただ嬉しそうにチャラ男Aが    










ー ー ー 回る










ガインっ!ガインっ!  ざしゅっ ざしゅっ!!  ガインっ!ガインっ!

ガインっ!ガインっ!  ざしゅっ ざしゅっ!!  ガインっ!ガインっ!

ガインっ!ガインっ!  ざしゅっ ざしゅっ!!  ガインっ!ガインっ!

ガインっ!ガインっ!  ざしゅっ ざしゅっ!!  ガインっ!ガインっ!




より過酷なナイフさばきを始めるパイセン


水仙はすでにあちこちズタズタで地面に伏せている









そこからすぐに持久戦は維持できなくなった









『面』で防げないなら『点』で抑えればいい








体現するようにパイセンがやつのど真ん前に陣取る


チャラ男Bをかばうように、  及第点をかばうように、、、












、、っ俺を!!   俺を、、、    俺なんかをかばうように!!!












ガインっ!ガインっ!  ざしゅっ ざしゅっ!!  ガインっ!ガインっ!

ガインっ!ガインっ!  ざしゅっ ざしゅっ!!  ガインっ!ガインっ!

ガインっ!ガインっ!  ざしゅっ ざしゅっ!!  ガインっ!ガインっ!

ガインっ!ガインっ!  ざしゅっ ざしゅっ!!  ガインっ!ガインっ!





十手を、  指を、、、!!  耳を!!!   、、、 腕を


次々に欠損していくパイセン











~~っっ!!  くやしくて、 くやしくて涙が溢れる












どんどん『存在』そのものを無くすパイセン








$$$$$$$$$$$$$$$$$$$








そして、気が付けばパイセンに突き飛ばされ今に至る







ズズッ   ズズズッ、、、






もう動けないことがわかったのか ゆらりゆらり と近づいてくる



                    パッ


              パッ


         パッ

 


ネェ?、、、 アナたたちモ イッ緒にぃ  アノ人をさが死てクれないかしらぁ



    パッ


  パッ


パッ



ゆっくりと、そして次第に近づいてくる



ギャリギャリギャリっ

ギャリギャリギャリっ



這いずるすぐ後ろからナイフをこすり合わせる音がする


、、、まじでこなきゃよかったよ

















ここで死ぬのかな、、、
















ー ー ー ここで       死ぬのかな


その時だ











ドンっ!!    っビィイイイン










真っ白く細長い棒がゆうがと汚嫁さんの間に割り込むように地面に突き立てられる

ソレから冷たい白い煙がもうもうと立ち昇る






ざっ ざっ ざっ ざっ






2人分の足音が響く


「 スカピオサの ver ナイフかぁ、、、 やっかいじゃのお 」

たくわえられた真っ白なひげをなでるじいさん


「 おじいさんはアレとやり合ったことがあるの?


 あれ、、、  かなりヤバくない?」


身長 180cm 程度、程よく引き締まった体の青年が緊張感もなく会話を続ける






ざっ ざっ ざっ ざっ






「 昔1度だけのぉ そもそもスカピオサと出会うこと自体が珍しいじゃろ? 」


「 ははは 確かにそうだね 僕は初めて見るよ 」


昔を思い出すように目を細めるじいさん  そして、、、





、、、え?  も、もりき?   もりきなのか?





「 あ、やっぱりゆうがだ! ボロ雑巾じゃん 」

「 まじで絶望的だったぜ  あ、後はお願いしてもいいのか? 」


息も絶え絶えにつぶやく





「 当ったり前だろ! ゆうがは少し休んでなっ 」


ガチンっ


装着した手甲を打ち鳴らす





最年少で高みへ到達し、皆伝を受けた   拳聖もりき

RED SEALS 幹部の1人          白翁ハクオウ     





参戦


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