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第2章  引率 ⑥  

「 雪花! 」

「 雪草! 」



ゆら           パッ


ゆらり、、、   パッ


ズズッ  ズズッ、、、



くるりと  ふわりと  回る汚嫁さん



回ったかと思うと パッ とすぐ隣に現れる

また回ったかと思うと パッ と距離を縮めて現れる




、、、まじもんじゃねぇかよ  初めて見ちゃったよ




ナゲットの時は余裕で凍らせられた

それなのに、妙な足取りでまるで効いていないかのように

距離を詰めてくる汚嫁さん





「 雪花! 」

「 雪草! 」





何度か重ね掛けすると効果はある

凍った足が根本から折れる

地面に倒れる   だが、、、



びゅるびゅるびゅるっ   ばちゃん!



これだ、、、  すぐに完治しやがる

これじゃあきりがない





疲労のためかさっきまでの威勢がないチャラ男~ズ





「 2人とも!救援が来るまでが勝負よっ! ここぞという時を見定めて! 」


及第点の指示に素直に従う2人





「 ゆうが! こっちも同じだ! 俺と美冬さんで抑える!

お前もタイミングを見計らえ! 」










なんだよ!       、、、なんだよっ!!  









選抜試験を合格した俺より駆け出しのこいつらが頼りになるってのかよ!!









、、、くやしいけどそうだ


たぶんこの中で1番俺がお荷物だ    、、、くやしい





黙ってうなずく俺

「 適材適所ってもんがあんだよ 今回はただそうだったってだけだ 」

諭すように、いつもより優しく語りかけるパイセン






「 、、、  来るぞっ!!! 」


パイセンが叫ぶ






パッ  パッ  パッ  パッ  パッ  


薄汚れた花嫁衣裳が回る回る  そして距離を縮めていく





向かった先はチャラ男~ズだ


「 、、、!? やっべ! 」  


構える水仙

隣で万全の体制でのぞむ待雪




2人のサポートに向かう及第点

ゴアッ!!  後ろから吹雪が吹き荒れる



少し離れてパイセンに続いて俺も走る

一応は『引率』ってのが本日のお仕事だからな

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