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『次』を紡ぐのはいつだって新入社員 ⑩ 牛戦 神様のお注射

「 すっごい怖いけどさ   、、、なんかいけそうじゃん?

『 応援 』のおかげなのかな  すっごい調子がいいよ あたし 」



とっ とっ とっ とっ



ステップを確かめるようにエンジンをかけるみかさん   好きだ







「 あ、あの、、、前衛専門ってわけじゃないけど、

今のあたしならサポートはできる  、、、かも です 」

奥ゆかしくサポートを宣言してくれるかなさん   好きだ








さっきの、

平気で他人を見捨てるようなふるまいを帳消しにしてくれるほど


、、、  調子がいい









「 おい! 5分だかんな! 5分だぞ!  

さっさと配置につけよ この野郎!!!」


、、、うん  だぁ、 ま~れ  まる










さすがにこいつのこれまでの行いを帳消しにするつもりはない









たっ たっ たっ   ずどぉーーーーーん!!


たっ たっ たっ たっ


たっ たっ たっ   ずどぉーーーーーん!!




さっきから聞こえているように、異世界の植物ってけっこう頑丈

あのミノタさんが何度もぶちかましているけど折れないぐらいだ


俺は事前に拾っておいた異世界産の木切れに巻いた OKG kabuto のバーテープの感触を確かめる

軽すぎず重すぎず、ぶっ叩いても折れる心配は感じられない


ギュッ ギュッ







ドッ   ドッ   ドッ


高まる鼓動  







ドッ ドッ ドッ ドッ


緊張のためか高鳴る鼓動








、、、ウん  イ、 イゲる    やっばOKGだわ

 







たっ たっ たっ   ずどぉーーーーーん!!


たっ たっ たっ たっ


たっ たっ たっ   ずどぉーーーーーん!!







ドッドッドッドッドッドッドッドッ


こ、 これ、 緊張してるからなのか??











ドドドドドドドドドドドドドドドッ

気持ちを抑えられない、、、   どンどん高まル鼓動、、、

え、  これ心筋梗塞とか発作系の躍動感ジャねぇだろうナ


首筋を撫で ル  るる   、、、 大丈夫だ

二の腕  BCGの跡近辺に  にィ  注射痕が、、、 ガガ ガ

ないか調べる



多分  、、、 大丈夫なはずだ



薬事法に反すル『 応援 』をされタんじゃネぇか急に不安にナり神経が過敏になる

過敏症ってやつダ  だダっ  ダ

ぺたぺた首筋や太もも、こめかみを  ヲ  をォ、  な  ナでる


ペタペタ  ぺたぺタ  ぺタぺたぺたぺタぺたぺタ







激しい高揚感と酩酊感

心臓の動悸に合わせて視界が平衡感覚を無くしていく

体調が雄弁に視界に影響を与える  語りかける










    だが、  悪くない気分だ










ぐ、  グガがガぎぃ、、、  ぎひっ  ぎひっ









「 お、おでがらいぐ!  いぐ!!  いっグぅ!!!

あ、 アぁ、 アワ、  あわぜで!  

あわぜでっ ミンナ!   おでにあわぜで!!! 」









たぎる、 漲る、  万能感がすんごい


早く暴れたくてしょうがない  頭をかきむしる


口元から、壊れたストローみたいにしゃぼん玉がぶくぶくたれる









「 ぅウぅっ!!  ぐブぅウウウっっっ!!!」


合図を待ってられない!  ダン! ダンっ! ダンっ! 地団駄が抑えられない


激しく頭をかきむしる  皮膚はおろか毛根さえも削り取り抜け落ちる髪

徐々に緑色に変態する身体(からだ)

討伐の証明として、  過去、  幾千幾万と落とされてきたであろう耳を撫でる

同胞の『 (むくろ) 』が嘆きの怨嗟を語りかけてくる




  返せ  返してくれよぉ    俺の耳を返してくれよぉ




ぶくぶくぶく   ダン! ダンっ! ダンっ!

も、    もうらめ       オさえ切れない、、、

たったの数秒で 所々毛が抜け落ち、緑色に変態する

もはや発射寸前だ パンパンに膨張している

握る木製に    散っていった過去の英霊達が宿る






も、    モうらめェ






こ、 こいつ、、、   討伐対象が催眠系じゃなかったことに深く安堵する

、、、、、、なんかこいつ違う


「 ~~~っ!!  い、行くわよ! 


もう聞こえてないと思うけど、骨ぐらいはその辺の犬にくれてやるわ!!  








1!  


2!!  


3!!!」










駆ける  駆ける  駆ける!











今ならいける!    なんて爽快感なんだ!   自由かよ!









口元の泡を置き去りにする









ミノタさんがこちらに気が付く    距離100m




俺はまっすぐ まっすぐ突っ込む  距離80m




『 囲んでフクロ 』作戦を展開するようにみかさんとかなさんが


追撃陣形を実行するようにミノタさんの周りに駆け込む





距離50m





ミノタさんがどいつをぶちかまそうか逡巡している


こっちを向けよ ミノタさん




「 コーーーーニカーーーっ!!  ミッ  ノーーーータァーーーー!!  」





2024年度の最終損益 赤字34億のミノタさんが激昂する




『 ンんモォォォオオオオオオーー!!!!! 』



開戦ののろしが上がる

『 お前は環境に対応できてんのか? 』  俺が査定してやる

できなきゃ昔生息していた『 生物図鑑 』に載るだけだ


ぎぇ   ぎゃぎゃぎゃぎゃっ ♪

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