表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/70

09 ……おじさんに……そして


朝食にプリンが用意されていた


久し振りに食べたデザートは美味しかった


……でもちょっと複雑……


きっと勇者達が持っていたもの……


料理の絵が描かれている本を見つけてからは食べたい食事を要求出来るようになったけど……


沢山の種類の食事は 沢山の勇者達のパーティーが魔王に敗れたから手に入ったものだ


変わらない生活だけど……大きな変化が1つ


おじいさんが……おじさんに


なんと若返っているのだ


飲むと身体が光るポーションが原因のようだが……


今は40~50歳くらい?に見える


もしかしたら 呪いでおじいさんになっていたのかも?


本当は15歳の勇者で 呪いでおじいさんに……


私の勇者が呪いで……呪いが解ければ……


このおじさんが伝説の勇者なら……もう少しだけ若くなったら……結婚してもいいかな……


まだお父様より年齢が上みたいだし……もう少し 呪いが解けたら……


なんだか 希望が見えてきた



剣の稽古も前より楽しい


「えいっ えいっ えいっ えいっ えいっ」


おじさんにはおしゃれな服を着てもらっている


剣の稽古も私から積極的に近付いて教えてもらうことにした


おじいさんには抵抗があったけど 今のおじさんなら近付いても抵抗がない そもそも裸のおじいさんがいきなり現れたら誰だってトラウマになるもの


食事もおじさんの横で……早く呪いが解けないかな……


あっ 呪いを解くためには……魔王が勇者達を沢山倒さないと……


あ~ 複雑


呪いが解けて欲しいけど……


そうよ この城にも沢山のポーションがあるはず



私はおじさんと魔王を連れて城の武器庫や治療室等 探し回った


おじさんと魔王は沢山の装備やアイテムをアイテムボックスに収納したみたいだけど……お目当てのポーションはなかったみたい



しかし次の日 呪いが解けた


3組の勇者のパーティーがやってきたのだ


もちろん私は勇者達のパーティーを応援した


……ちゃんと応援した


3組の勇者のパーティーは魔王に焼かれた


勇者達のパーティーは呪いを解くポーションを持っていた


おじさんが3つのポーションを飲み 光が収まると


20歳前後に……


勇者様だ


私の勇者様に間違いない


そこには理想通りの勇者様がいた


勇者様は呪いをかけられて 裸のおじいさんになっていたんだ 間違いない


やはり


裸のおじいさんは勇者だった


でも もうそんなことは関係ない


呪いは解けた


魔王より強い最強の勇者


伝説に間違いはなかった


その日から


私と私の勇者様との楽しい生活が始まった


……魔王が邪魔だけど……


勇者様と毎日一緒に食事をして剣を教わる


まだ一緒にお風呂は無理だけど……


ベットも横にした


思いきって 手をつないでみたら


拒まれなかった


勇者様も嬉しそう


いける


私は勇者様と結婚します


お父様 お母様 イリスは約束を守り勇者様と結婚します そして勇者様を導き魔王を倒してみせます


魔王が不思議そうな顔でこちらを見てきた


私は魔王を睨み付けて心の中で叫んだ


必ず倒す




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小説家になろう 勝手にランキング ブクマ・評価等いただければ執筆の励みになります
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ