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プロローグ
前々から考えていた設定がようやく形になったので小説にしてみました。本当は漫画にしてみたかったのですが画力がなかったためあきらめました。文才?ありません!!なので日本語がおかしくなっていると思います。
大勢の観客が歓声を上げる会場。ステージの上には、黒い髪を短く整えた青年が楽しそうに歌っている。青年の歌が会場に響くごとに、観客の歓声はよりいっそう激しさを増す。何処をどう見ても、人気歌手のライブ。しかし、青年の目には観客と同時に、他のモノも視えていた。目が1つしかないモノ。髪が蛇のように動くモノ。全身が草で覆われた大きいモノ等々。人とはあり得ないものが青年には視えていた。
それは俗に言う、妖怪と呼ばれるモノ。しかし、青年は歌う。たとえ、人から恐れられる妖怪が居ても。ここにいる者は皆、青年の歌が好きでここにいるのだから。
それが、青年、四ノ原禄人という人物である。