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再会?

ふー。

 病室に数人の友人がやってきた。高校時代の友達。卒業から数年会ってない奴もいる。「あれ、なんで知ってるん?」ってな感じ。「何でもしってるぞ。お前が結婚から逃げた事もな」あら、もう地元じゃ噂なんやね。そしてその友人達に混ざり、僕の大好きだったあの子が。中学の時から思い続け、結局片思いで終わったあの子。


 全然変わってない。ってかさらに磨きがかかってキレイになってる。「相変わらずムチャしてるね。結婚やめたんだって?」そんなこと言われてしまった。あー、穴があったら入りたい。そんなことを考えながら、僕は病室の台の上にある写真立てをこっそり伏せた。なんでだろ。この子に見られたくなかったんかな。恥ずかしかったんかな。結婚やめたのにもう彼女が・・ってのがバレるのがイヤだったのかな。


しばらく世間話した。みんな今どうしてるのか?そんなくだらない話。もちろん高校の仲間なので、僕の元婚約者の事も知ってる。でもその話題には触れなかった。気を遣ってるんだろうね。うーん。そしてしばらくした時、あの子が写真立てに気づき、僕の隙を見て写真を見た。「えー!これ新しい彼女?やるねー!」だって。うわー、マジ勘弁。見ないで−。って僕は何を言ってるんやろ。まただよ。


見られて何が悪い?ってかこの子には高校の時振られてるんだぜ?あ、振られた訳じゃないか。でも全然他人じゃん。相変わらず僕の大好きな女性だけど、もう関係ないじゃん。中途半端な自分にはお別れしたはず。いつまでこの子の気を引こうとしてるんだろ、僕。


「そうやねん。超カワイイやろ!新しい彼女やねん。」やっと言えた。また一つ過去を振り切った。「えー。早い−。だってこの前別れたばっかりなのに。」だってさ。そりゃこの子と僕の元婚約者は同級生、てか知り合いだしね。でも、新しい彼女の存在を明かすことによって、また一つ僕は成長出来た気がする。初恋の人、そして元彼女。それと決別できた。かな?




人間は過去を引きずったままじゃ成長出来ないって人は言う。でもそれは違うと思う。過去を認め、そしていつも心にそれを留めそして成長するんだと僕は思う。振り向いちゃいけない。前を向かなきゃいけない。そんな事はわかってる。人間って、過去は振り向かないように出来てるって知ってました?だって首が180度回る人っていないでしょ。振り返る時は胸も後ろ向く。振り返ろうとすると、もう後ろ向けに歩いてしまうんですよね。



「別れたって聞いたから、狙おうと思ってたのにー。」だって。ってコラー!なんでやねん。

まだまだ続きますね。

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