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恋愛小説?

なんか恋愛語ってます。

 恋愛の形ってそれぞれ。全ての恋愛がドラマだし、例えそれが一夜だけの恋だったりしてもそれはそれで恋愛の形。テレビドラマでは語れない、それぞれの人の恋。100人いれば1000通り、いやそれ以上の恋の形がある。だから恋は面白い。辛いのも楽しいのも恋。だから恋って面白い。こんな中途半端な僕でもたくさんの恋を経験したつもり。


 高校二年の時に付き合った彼女。彼女自身も長続きするなんて思ってもいなかっただろうし僕も思っていなかった。ただ楽しかった事は今でも覚えてる。その子の言うことは何でも聞いた。家の方向全然違うのに毎日一緒に帰った。当時僕は「オートバイレーサーで世界征服」とか言いながらバイク乗ってたんですよ。いわゆる高校生サーキットレーサー。でも彼女が「危ないから辞めて」と言っただけでスッパリ辞めちゃいました。結構期待されてたんですけどね。ってそれくらい彼女にのめり込みました。なぜかわからないけど。


 だってまともに女の子とお付き合いするなんて、昔の僕じゃ考えられなかった。中途半端で格好悪い、女の子と一緒に歩くだけでその子に悪いと思ってたぐらいのコンプレックスの固まり、コンプレックスマシーン。そんな一途で頑張る僕に彼女は誠意を感じてくれてたんかな。お互いにいいお付き合いが出来てた。「別れる」なんてことなんて考えた事もなかった。


 当たり前ですよね。誰だって「別れ」を考えながら恋愛なんてしないはず。考えてるとすれば、それは精一杯できてない証拠。自分がどう思われてるかどうかなんていいんですよ。まずはこっちが全てをさらけ出せばおのずと伝わる。


恋は奪うもの、愛は与え続けるもの。


相手の気持ちをしっかり奪うんです。自分の気持ちをしっかり伝えて。それで奪えないなら、それは恋にも到達していない。ただのお気に入りですよね。そして相手の気持ちを奪えたら自分の全てを与え続ける。少しずつでもいい、与え続けてこそ愛。これをすべてひっくるめて恋愛。そうなんですよね。この頃そういう事がわかってたら・・。


なんでやねん。もう遅いよ。

続きます。

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